私と主人とは歳がかなり離れています。
年の差結婚です。
なので、主人はドリフ世代ど真ん中です。
そして、付き合って2年弱、結婚して10年を迎えますが、
主人の口から「志村が~」という言葉を幾度となく聞いてきました。
まるで志村けんと友達かのように「志村、志村」と志村けん関連のニュースを私に伝えてきたり、ギャグをしたり、志村けんの名前を使ったダジャレを言ったり、年に『志村』というワードを200回は口に出してたと思います。
主人の幼児期の笑いの形成の立役者が志村けんだったのです。
主人は志村をリスペクトし、一番大好きな芸能人なので、当然のように志村けんのコントを長男にYouTubeで観せて笑ったり、テレビ番組を観せたりしていました。
(前回記事のように長男は「なにかしでかすぞ」という展開が苦手なので、たくさんは観れてませんが)
主人の当然の哀しみは置いておいて、
今日の長男の様子です。
保育園から帰ってきて、志村けん氏の訃報を伝えました。
(以前から危ない状態だと伝えていたので)
表情は『不安なときに見せる』ニコニコした顔で少し多動がありました。
「どうして死んだのか」
と聞かれたので「コロナウイルスのせいだよ」と答えました。
「どうしてコロナウイルスにかかったのか」を聞いてきたので
「コロナにかかった人がヘックシュン!ってくしゃみした手のひらで、志村けんと握手して、志村けんはその手でパンを食べたのかもね…」と言うと、もっとたくさんのことを聞きながらも、またさらにニコニコと不安げな表情になりました。
そのあと、つけていたテレビのニュースで志村けんの訃報を伝えている間にジーっと黙ってニュースを見ていました。
街の人々や芸能人の方々が哀しんでいるという内容を伝えていました。
長男は目がうるうるして赤くなっていました。
その姿を見た私も泣きそうになった。
お父さんから聞いていた身近(会ったことはないけど)な人が亡くなるのは、子どもにとってはとても辛いです。
今年の1月に私の母と、私の叔父を亡くしてドタバタして刺激を与えすぎたばかりに、多動と癇癪が酷くなっていました。
数ヶ月前に(物心ついてからは)『人の死』に初めて触れたばかりで長男も色々考えることがあったかもしれません。
それが今のこの時期、保育園でもコロナウイルスの影響で制限があったり、先生も内心ピリピリしてるでしょうし、家でもコロナウイルスの大変さを幾度となく伝えていたので、本人はショックが大きかったようです。
これをキッカケに、手洗いとうがいをしっかりやるようにしてくれたらいいな。
志村けんさんのご冥福をお祈り致します。
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