発達凸凹BOYとの日常

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発達凸凹BOYとの日常

私は、子どもがいなかったら…

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子どもを生まなければ、私は変われなかった。

子どもがいなかったら、私は生きる意味が見出だせなかった。

子どもがいなかったら、私は自分が存在していい人間だと思わなかった。



育てにくい子どもである長男を育てていなければ、私は母のように『子どもは自己愛を満たす存在』のように育てていたかもしれない。


私は、本を読むのが好きじゃなければ、そんなことすら気づかなかったかもしれない。

私は、ネットで調べたり、本を読むことで、長男の関わり方を知ろうとしたことで、自分の生きづらさの原因(HSP、アダルトチルドレン)について理解することができた。


育てにくくて辛いこともあるけど、長男が私の元に生まれてきたのは、やはり神様の試練だと思った。

私は、宗教やスピリチュアルに傾倒していないけれど、長男が私の元に生まれてきたのは、私自身の成長ために意味があることだと思う。


ニコニコ育てやすい次男が私の元に生まれてきたのも、私が許容量が小さくて、すぐにあっぷあっぷしてしまうのを、神様は見抜いていてくれたのかもしれない。


もしも次男にも発達凸凹があったら、強くない私は精神的に参っていたと思う。



子どもがいなかったら、知らなかった世界がそこにはたくさんあった。

小さい頃から病院にあまり連れて行ってもらえなかったから、病院のシステムもあまり知らないまま大人になった。

でも子どもが生まれると、予防接種や何から病院に行くことが多い。

薬局や、処方箋の調剤料金のこと、お薬手帳のこと、何も知らなかった。



保育園のこと、赤ちゃんの抱っこの仕方、オムツの替え方、何をしても寝ない子、泣き続ける子がいることも知らなかった。


電車やバスで泣きやまない赤ちゃん。
泣き止ませようと頑張るお母さんのことも知らなかった。

外出時、子どもにスマホを見せて、どうしても大人しくしてもらわなくてはいけない事情があることも知らなかった。


お店の物を床に置いたり、遊び始める子、走り回る子。
どれだけしつけをしても、お約束をしても、言う事を聞くことができない子がいることも知らなかった。


家庭環境の悪さ以外の理由で、子どもの育てにくさから虐待のリスクが上がることも知らなかった。



世界が狭かった私の視野を広げてくれた子ども達のために、私は今日も生きる。

でも、『子ども達のため』ではなく、『自分自身のため』に生きる理由を与えてくれた子ども達に感謝をしている。


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