こんにちはRiccaです。
長男はADHDと診断されましたが、感受性豊かで共感力が強すぎるが故に、刺激過多になりやすく、身近な人間相手に衝動的に手が出たり、暴言を吐いたりします。
今回は改めて『ADHD』と『HSS型HSP(HSC)』を考察する記事です。
ADHDとHSS型HSP(HSC)
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これらに書いたように、うちの長男は『ADHD(注意欠陥多動性障害)』と『HSS型HSC』を併発しているのかどうかを記事にしました。
HSP提唱者のエレイン·N·アーロン博士の発言より引用し、【刺激過多】が原因で多動が出るHSCがいると書かれていたということが主な内容です。
この記事を書いてからさらに長男を観察してみると、ただ単に「衝動的」な訳ではなく、私や主人などの精神的に甘えられる相手の前では衝動的になりますが、
私や主人がいない場所になると、その衝動を抑える力があるようで、気遣いができます。
『ADHD』の衝動性を『HSC』でカバーしているのではないか?
という持論に達しました。
HSPとADHDも併存する
私は自分を注意欠陥(旧ADD)のグレーゾーンだと思っています。
上記の過去記事にも書いた通り、自分の「うっかり」はとんでもなく多く、書き漏れ·確認漏れが非常に多いです。
つい最近も児童発達支援を受けるための書類ミスがあり返送されました(^o^;)
自分の中ではしっかり確認しているのですが、どうも見落としてしまいがち…。
家具を上下逆に取り付けたり、工作をしていても裏表反対につけてしまったりなんてことはよくあります。
最近までは「雑でおおざっぱで忘っぽい性格」と思っていましたが、これも軽いADHDが関係してるんじゃないか?と思うようになりました。
HSP的側面
しかし失敗を経験すると、顔から火が出るくらいに深く強く反省し、二度と起こさないように必要以上にドキドキしてプレッシャーを感じ、ストレスを感じてしまいます。
私のこの特性も、自身の『不注意欠陥』を『HSP』でカバーしようとしているのだと思っています。
HSS型HSP(HSC)とADHDは似ている?
エレイン·N·アーロン博士のHPで、ADHDとHSP(HSC)の相関の話があります。
http://hspjk.life.coocan.jp/FAQ-HSP-ADHD.html
大人の場合、HSS(刺激追求型)がADHDと間違えられる可能性があるのでは、と私は思っています。
しばしば衝動的に行動に移す様が混同されやすいそうです。
HSSは中間ランクでHSPど真ん中な私は、考えがパッと浮かんでも、行動に移すまでにかなり時間を要します。
日記のようなブログは約7年ゆったりと他のブログサービスで綴っていましたが、こういった自分の経験や勉強した知識をまとめたブログを作りたいな、と考えてから3年経ってます(笑)
余談ですが、こちらのnoteの「HSS型HSP」の漫画の内容であれば、ほぼ私に当てはまります。
怠惰な授業中は集中を保つことが難しく、教科書やノートは落書きだらけでした。
HSPとADHDの判断材料
私は、HSPかADHDがどうかを判断する時、その人が静かな場所で集中していられるかどうかを、最も重要な判断基準にしています。ほとんどのADHDは、静かな場所で集中していることが難しく、むしろすこしくらい雑音があったほうが集中できるかもしれません。それに対しHSPは、静かな場所で、神経が高ぶっていないときに、もっとも優れた集中力を発揮する。
これらは著書『ひといちばい敏感な子』でも「HSCは落ち着いた環境なら強い集中力を発揮します。これはADD/ADHDの子にはない特徴です。」と書かれていました。
本日の長男の様子を観察していると、私が次男を背負ってお昼寝させている時は、「寝てるの?」と思うほど静か~に集中して、頭の中で繰り広げられるトミカタウンを、どんどん完成させていきます。
周りに影響を受けやすく、気が散りやすいので、次男がカチャカチャ遊ぶとそのオモチャを奪い取り、私が次男と一緒に寝ていたら羨ましくなってくっついてきたり、保育園でおふざけしている子がいれば身体がそわそわして同調するようにおふざけします。
ADHDも感受性豊か?
おそらくこの何十年、HSS型HSCの子はADHDと診断されてきたのでしょう。
もしくは、本当に両方の気質を併せ持っているのかもしれません。
「ADHD 感受性」で検索すると、「豊富な感受性」などのチェック項目があったりする、様々な医療系ページにアクセスすることができます。
ADHDは遺伝性が高い脳の神経障害なのに、心理学的な感受性にまで影響あるのだろうか?
『感受性』がないとADHDの得意部分である『創造力』は生まれないのか?
感受性は外からの刺激を深く受け止める力。
感性は同じような意味だが、それを表現できるような力のことかな?と思う。
感覚は英語でsense(センス)。生理的機能。
これらが揃ってようやく『創造性』が出てくる。
ADHDの「どうなってるの!?気になる!」という止められない好奇心から派生する『感受性』から、そこで見た光景が『創造性』に繋がっているのではないか?と考えてみました。
「ADHDはアイデアマンが多い」と天才的な功労者の名前がたくさん挙げられる由縁かもしれない。
ただし対『人』との『共感性』は苦手?
HSP(HSC)の特徴である【強すぎる共感性】は、相手の気持ちを自分の気持ちのように考えてしまう、時として不便な高すぎる“能力”と言える。
自閉症は『共感性』の欠如·または不得意さがあるが、ADHDは『一般的な共感性』は持ち合わせている。
だが、止められない衝動からくる自分優先にしがちなその態度は、「自己中なやつ」と思われがち。
空気は読めるけど、浅慮のままうっかり口を滑らせてデリカシーのない発言をしてしまう様子が見られる。(恐らくADHDの主人がそんな感じ)
深く考えるHSP
HSPは、発言する前に「こう言ったら相手は傷つくんじゃないか」と考えが頭に巡ります。
なので発言自体を恐れて話せなかったりすることもしばしばあります。
HSS型を持ち合わせている方は、こういった「発言する前に深く考える力」についてはどうなんだろうか?
良かったらコメントいただけたら嬉しいです。
さいごに
今回は『ADHD』と『HSS型HSP(HSC)』について深く考えてみました。
“HSPとADHD”ならハッキリと違いがわかるけれど、“刺激探求型のHSS型HSPとADHD”となると、微妙な違いばかりで複雑です。
今までの歴史で、HSPについて詳しくない医師から「あなたはADHDです」と診断され、ずっとそう思いながら生きてきた人もいるだろうし、そういった人々の一時的な掲示板の口コミやつぶやきなどが溢れているでしょうから、『どれが真実なのか』はわかりませんでした。
私は日本人全員が小学校高学年くらいからブログをすればいいのに!と思っています(笑)
追々そんな記事も書きたいなぁ。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
参考著者
- 作者:エレイン・N・アーロン
- 発売日: 2015/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子
- 作者:明橋 大二
- 発売日: 2018/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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