発達凸凹BOYとの日常

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うちの長男はLD·ディスレクシアかも?『うちの子は字が書けない』発達性読み書き障害?発達性ディスレクシアとは?

発達性読み書き障害 発達性ディスレクシア うちの子は字が書けない

ADHDでHSC度強めな長男イチは発達性読み書き障害(ディスレクシア、ディスグラフィア)の可能性があります。

それに発達性運動協調障害(DCD)も併せ持っています。
そのため、学習面などに強い困難を伴っています。

知能は普通なのに、字が書けない、読めない、手や身体が思うように動かない。

しかし刺激を受け取りやすく、周りを注意深く見る力、察する力、繊細に人を想う心などが強い、発達凸凹くんです。


小1現在やはり困難が多く、ベテラン担任の先生には「その気(発達性読み書き障害・学習障害)がある」と言われています。


今回は千葉リョウコ氏・宇野彰氏著書『うちの子は字が書けない』『「うちの子は字が書けないかも」と思ったら』の2冊の書籍を参考に、以前から疑っていたものの、よく理解しきれていなかった

【発達性読み書き障害】【発達性ディスレクシア】について、勉強した内容を『どこよりも詳しく!』ご紹介します。

長男6歳、小1夏休み前の実力

発達性読み書き障害 発達性ディスレクシア うちの子は字が書けない
長男の宿題。この二文字は読むことはできた。
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赤ペンで合理的配慮をしていただいている
発達性読み書き障害 発達性ディスレクシア うちの子は字が書けない
算数は「6」「8」「9」が難しい


保育園時代は全く文字に興味を示しませんでした。
「あいうえお表」は2歳頃から色々購入したり、いただいたタブレットの音声が鳴るひらがな表も使っていたけど、文字に対する興味がありません。

もしかしたら、「読んでみたいのに読めない」むず痒さがあったのかもしれない。
文字を避けているようにも見えました。

もちろん絵本大好きで、毎晩のように読み聞かせをしていました。
トミカの本は自分から進んで見ていました。

また、数字も年長終わりまで「6」と「9」がよくわからなくなっていましたが、小学校入学で混同することもなくなり、書けるように(?)までなりました!

入学直前まで自分の名前の中から数文字と「あ」くらいの文字くらいしか読めませんでした。
気になってはいましたが、無理に勉強させることはしませんでした。

「ひらがな読めるようになったらゲームがもっと楽しくなるし、お母さんの大好きな漫画が一緒に読めるようになるのになぁ〜。」とよく言って勉強に誘いましたが、本人に「読みたい」気持ちが育っていないのか、全く興味を示しません。

小学校入学後……

小学生になり、ひらがなの授業が始まり、なぞる文字がない空白の欄があると手が止まり、グズついてやる気を無くしてしまうことが何度も増えました。
そこで先生たちは長男のために、担任の先生がひらがなの授業プリントと宿題に、放課後等デイサービスの先生が、課題プリントに、空白欄には赤ペンで先に書いてくれるようになり、「これなら出来る!」と頑張って取り組んでくれるようになりました。

長男は、『文字を見て、写す』ことが非常に難しいようです。

先生たちのお陰で、自分の名前はなんとか書けるようになりました。
まだ先生の赤ペンがないと、名前の一文字目から大きくなりすぎて枠に収めることができなかったり、たまに右から左に書いたりと難読なこともありますが、読めるレベルにまで成長しました。

ひらがなの読みは小学校入学してから少しずつできるようになりましたが、音韻の障害と言われるだけあり、一文字一文字を繋げて読むこと(音韻操作)が難しいようです。

例えば、私が白い紙に文字を書きました。

私「これは?」
イ「……お?」
私「これは?」
イ「……す?」
私「これは?」
イ「……し?」
私「繋げて読んだら何?」
イ「???」
私「お〜?」(指を差す)
私「」(口を「す」「し」にしてヒントをあげて一文字ずつ指を差す)
イ「お…?」「す…?」「し…?」
「…???」

私「」(口を「お」「す」「し」にしてヒントをあげて一文字ずつ指を差す)
イ「お……す……し………あぁ!お寿司ね!!はいはい読めるよ、こんなの〜!」

(そしてリアクションはデカく、うまく読めない恥ずかしさを隠しながらはしゃぐ)

これはスムーズにいけた例ですが、文字を完全把握していなければ、直前に「こう読むよ」と教えた文字でも、すぐにわからなくなってしまいます。



著書『うちの子は字が書けない』『「うちの子は字が書けないかも」と思ったら』

こちらはBL漫画家の千葉リョウコさんの発達性読み書き障害と診断された長男フユくんの実録漫画がメインで、監修の宇野先生との対話で素朴な疑問を教えてもらえる内容です。

漫画は頑張るフユくんの姿にホロリと来る場面も多く、絵がキレイで読みやすいです。

こちらは千葉リョウコさんの長女のナツちゃんが、ADHD+発達性読み書き障害だとわかった後の著書です。

千葉さんの漫画もありますが、メインは現場で見てきた宇野先生の、発達性読み書き障害についての伝えたいことがたくさん詰まった本です。

当記事では伝えきれない、発達性読み書き障害の子どもの将来の選択についてや、理解が欲しい学校への文書の書き方や、保護者と学校の連携の取り方などが記載されていますので、高学年になりかけてきた発達性読み書き障害のお子さんを持つ親御さんにオススメです。




発達性読み書き障害とは?

知能や聴いて理解する力、発話や相手に自分の考えを伝えることに問題はないのに、読み書きの能力に困難を示す障害のことです。


①通常の読み書きの練習をしても音読や書字の習得が困難。

②音読ができたとしても読むスピードが遅い

③漢字や仮名の形を思い出すことが難しいため文字が書けない。またはよく間違える。

④文字を書くことはできるが、その文字の形を思い出すまでに時間がかかるため、文章を書くのに非常に時間がかかる。

発達性ディスレクシアの読字や書字の特徴

発達性ディスレクシアの読字や書字の特徴には、以下のものがあります。

・文字を一つ一つ拾って読むという逐次読みをする
・単語あるいは文節の途中で区切って読む
・読んでいるところを確認するように指で押さえながら読む(これらは音読の遅延、文の意味理解不良につながる)
・文字間や単語間が広い場合は読めるが、狭いと読み誤りが増えて行を取り違える
・音読不能な文字を読み飛ばす
・文末などを適当に変えて読んでしまう適当読み
・音読みしかできない、あるいは訓読みしかできない
・拗音「ょ」促音「っ」など、特殊音節の書き間違えや抜かし
・助詞「は」を「わ」と書くなどの同じ音の書字誤り
・形態的に類似した文字「め・ぬ」等の書字誤りを示す

eヘルスネット(厚生労働省)


発達性読み書き障害の人なかにはIQが高い子もいます。
音声で聞けばしっかり理解し、考える力もある。伝える語彙力もある。それでも、読み書きだけはどうしても苦手で困っている人々がいます。

人間が文字を読み書きする仕組み


文字を書き写すときは、人間はただ目で見た文字の形をそのままコピーするのではなく、一度読んでから、すなわち一旦頭の中で音にしてから書きます。
なんと書いてあるか読んで、記憶して、それを書く…という処理をしています。

文字を書くときには、まず頭の中で文字の形を思い出します。
ひらがなやカタカナであれば1秒もかからず文字の形が思い浮かぶことと思います。

それに何秒もかかる…と想像してみてください。
一文字ならまだしも、文章を書くとなるとかなりの負担がかかるのがおわかりいただけるでしょうか。

発達性読み書き障害(DSM-5では限局性学習症にあたる)
は、「音韻機能の処理不全」が起こっています。

発達性読み書き障害の方の脳は、文字の読み書きをする際に、定型発達の方に比べて脳の一部分が低活動だったことがわかりました。

文字と音を結びつけ操作する力が、何かしらの理由で上手く使えていない状態です。

これがスムーズにできないと、たどたどしい、読み間違える、音読すると意味が分からないなどの症状が出ます。



実は40人のクラスに3人いる!?発達性読み書き障害とは

監修のLDディスレクシアセンター代表の宇野彰氏の論文によると、500人規模の小学校で〈ひらがな〉〈カタカナ〉〈漢字〉の〈読み〉〈書き〉及び〈読み/書きの習得に影響があると考えられる能力〉に関する調査をしました。

漢字の読み→6.9%
カタカナの読み→1.4%
ひらがなの読み→0.2%

の問題のある子がいると出たそうです。

漢字の読みに問題がある子を7%として、40人学級では2.8人、なのでおおよそ3人という数字を表したようです。
これは、知能に障害のある子を除いた結果で、また「書き」に問題のある子を合わせると8%弱となります。

発達性読み書き障害と思われる子どもたちの中には、ASD(自閉症スペクトラム障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)を併せ持っている子どもがいると言われています。

ADHDに関しては20%の子が併発しているという報告があります。

また、発達性読み書き障害は女子に比べて男子の方が数倍高い、左利きが多いと言われています。
(長男は右利きです)

発達性読み書き障害の大変なところ

・ひらがなを覚えるのも大変!
・漢字や英語などの複雑な文字が苦手!
特に英語は読み方や文字の使い方にバリエーションがあり、なかなか覚えづらい
・英語圏では10〜15%の子が発達性読み書き障害と言われている。
・板書が大変
・耳で聞いたことを文字にすることは、とても難しい
・読み書きが苦手なことでバカにされたり、からかわれることもある
・作文が苦手!
・長い文章になると文字が抜けてしまう
・学校側にルビを振ってもらうなどの配慮をお願いすることも→中学生以降は受け入れてもらえない場合もある
・合理的配慮は「公立は義務」「私立は努力義務」
・理解ある学校がまだまだ少ない

視力が悪い子にメガネ。
漢字の読み書きができない子にルビ。
これが当たり前の世の中に完全になっていません。

「書いても書いても文字を覚えられない子」に、「努力不足だ」「怠けている」「頑張れば覚えられる」と言うのは、視力が悪い子を「努力不足だ」と言ってメガネを取り上げて、席を後ろにするのと同じことだ、と宇野先生は言います。

漢字で書くのが当たり前じゃない子どもが8%もいることを知らない先生が多いのがまだまだ日本の実情のようです。



ひらがなとカタカナの読み書きはトレーニング必須

ひらがなは時間をかけてゆっくり教えられる機会が多いですが、あまり時間を掛けられないカタカナには、とても重要な役割があります!

それは、カタカナは漢字から派生したものであるから、カタカナを覚えることにより、漢字を覚えることにとても有効になります。

(例)『花』という漢字を“『花』が『サ』『イ』て『ヒ』ヒッと笑う”  

このように文章として声に出して漢字を覚える方法が、発達性読み書き障害の子ども達の多くに有効なことがわかっています。

それに、ひらがな習得を頑張って、カタカナ習得もできるようになれば、子どもの自信の1つとなり、子どもや親のモチベーションに繋がります。

千葉リョウコさん自身が、長男のフユくんのために作った漢字のトレーニングカードの一部抜粋です。


・『漢』字を『シ』るために『サ』ッと『口』『ニ』『人』を入れた
・『温』泉たまごに『シ』オをかけ『日』曜日に『皿』に乗せて食べた

保護者の方と子どもが2人で作ることが大切なようです。
千葉さんとフユくんが頑張って作ったトレーニングカードの写真が『うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます』で見られます。

また、トレーニングをする、専門機関に通うとなる場合は「必ず本人が、文字を読み書きできるようになりたい強い意志があるか」が重要になります。

親が心配で先回りしてあれこれやってしまうと、子どもの心には「自分の気持ちが尊重されなかった」ことが一番記憶に残ってしまいます。



発達性読み書き障害の疑問

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どういう症状が発達性読み書き障害になるの?

発達性読み書き障害には症状が様々!

・一番症状の軽い人は「漢字の書字が難しい人」

小学校一年生の漢字まで書ける人や、三年生の漢字までなら書ける人など様々。

・ひらがなの音読には問題がないけれど、書字に問題があり、カタカナ、漢字の読み書きと流暢性に問題がある人

・ひらがなには問題はないけれど、カタカナと漢字全部に問題がある人

・ひらがなは音読も書字もOKで、カタカナの読みもOK。カタカナの書字と、漢字の両方が問題という人

・漢字の読み書き両方だけに問題があるという人

などのパターンがあります。
または読みの「流暢性」に問題がある人もいます。

保護者から見て、文字を一文字ずつたどたどしく追っていき、単語や文章としての意味が取りづらそうだという場合は、流暢性に問題があると言っても差し支えないでしょう。

また、短期記憶(ワーキングメモリ)の良い子どもだと、一夜漬けなどで漢字の小テストではそこそこの点数が取れてしまうことがありますが、定期テストや抜き打ちテストには対応しきれず、親や学校にも“サボっている”という誤解を受けやすいこともあり、大きくなってから気づかれるパターンもあるため注意が必要です。

成長してから「中学生でも書けないひらがながあった」「良い点を取れた漢字テストの漢字もすぐ忘れてしまう」「英語でつまずく」などの問題が表面化することもあります。

ICTと発達性読み書き障害

ICT(タブレット学習)が発達性読み書き障害に有用なことは認められているが、小学生はトレーニング次第で力が伸びる可能性が高く、トレーニングできる子はICTに頼りすぎない方が良いとのことです。

ICT学習による読み上げ機能(音声による学習)をすると、漢字を見ていないために読みのトレーニングができなくなり、語彙力があっても漢字が選べなくなる問題も出てくる。
 

ゲームのおかげで字が読めるようになった?

「うちの子ゲームやってたら勝手に字を覚えてさぁ」
という言葉を聞いたことはありませんか?私の実話ですが…

それは、「ゲームのおかげ」ではなく、もともと能力があったところに、刺激が加わって習得に結びついただけです。

長男もゲームやYou Tubeのゲーム実況が大好きで保育園時代から見ていますが、そういった能力のない子は文字に興味を示しませんので、字を覚えることはできません。

発覚は早い方がいい?

著書のフユくんは、小学校6年生のときに「発達性読み書き障害・発達性ディスレクシア」と発覚しました。

しかしこの年齢にまで成長してしまうと、トレーニングをしても小3程度の漢字までしか覚えられないと告げられます。

程度の差が様々なので、わかりにくい子もいますが、気づいたらなるべく早い段階(小1の二学期以降)で連携を取り、専門機関へ足を運ぶ必要があります。




発達性読み書き障害と勘違いされやすい症状一覧

発達性読み書き障害だと勘違いされやすい症状とは?

鏡文字を書く(定型発達児にもよくあること)
文字が枠からはみ出る(ADHD·DCD)
字形が崩れる(ADHD·DCD)
字の大きさが揃わない(ADHD·DCD)
字が浮いて見える/動いて見える/二重に見える/片目を閉じれば見える(ドラマなどの創作物の影響かもしれないと宇野先生)
文字を大きくすれば読める
ビジョントレーニングで良くなる
色付き透明フィルターを使うと字が読めるようになる
フォントタイプを変えると読めるようになる(見やすくはなるが読めるようになるわけではない)
整理整頓が苦手である
・約束の時間が守れない
・場の空気が読めない
・こだわる傾向がある
・不器用だったり、運動が苦手だったりする
・不注意である

これらの症状は、発達性読み書き障害は全く関係がありません。

もしかしたら、当てはまる症状の方で発達性読み書き障害の方もいらっしゃるかもしれませんが、イコールではありません。

不器用・運動(特に球技)が苦手であったり、文字が枠からはみ出たり、文字の大きさがそろわなかったり、なわとび、スキップ、リコーダーなどが苦手な場合は発達性運動協調障害の傾向があります。

発達性運動協調障害は、複数の運動のコンビネーションさせるのが苦手であり、「読むこと」「書くこと」が特別苦手なわけではありません。

字の形が整わないなど「書き」の動きには多少の影響が出る場合がありますが、「文字の形が想起できない」「書けない」わけではりません。

ADHD傾向があると、丁寧に書こうというつもりない場合もあります。
落ち着いた状況で「ゆっくりでいいから、1回でいいから、丁寧に書いてみてくれる?」と言って書いてみたら、今までよりも字が整っているはずです。

また、ビジョントレーニングでは発達性読み書き障害の場合は改善できません。
目の働きの影響で文字が読めないわけではないからです。

発達性運動協調障害とビジョントレーニングは、繋がってる部分が多いです。
発達性運動協調障害の方は、楽しく身体を動かす作業療法的な運動療育や、眼球運動であるビジョントレーニングの両方取り入れると効果があるようです。




発達性読み書き障害を疑うのは小学校一年生の夏休みが終わってから

就学前に発達性読み書き障害を疑ってはいけません。
小学校一年生になり、学校の先生やクラスメイトと、毎日少しずつひらがなを覚えていくと、急激に書けるようになる子もいます。

「うちの子は字が書けないかも?」と疑う未就学児のお子さんには、無理に読み書きの練習をさせるのではなく、「絵本の読み聞かせ」や「しりとり遊び」などの遊びを取り入れて、勉強の失敗の経験を積ませないことが大切です。

小学校1年生の夏休みが肝心…

 
ひらがなの読みが怪しいかな?と思ったら
保護者も一緒に小1の夏休みでひらがなの読み書きのトレーニングをします。

小学校1年生の夏休みなら、親と一緒にトレーニングをしても嫌がることはないと思います。
思春期以降は親とトレーニングするより、外部の人間とトレーニングをする方が良いです。
(…と本書には記載ありますが、既に苦手意識が異常に高く、不安が強いくせに反抗挑戦性気質で不注意ADHD長男には…トレーニングできる気がしない…ボソボソ)

読みを完璧にする→書く練習をする


夏休み中に親子や(先生と)しっかり勉強したのに、夏休み明けにひらがな習得ができない子がいたら、この子たちは発達性読み書き障害である可能性があります。


ひらがなは音声で順番に覚えることもあるので、読みに慣れてきたら一文字ずつバラバラに出してみましょう。


我が家にある幼児向けひらがなグッズの全てが、「絵」が載っており、長男はその絵を見て答えることがあります。
また、「さ」や「ふ」という文字が繋がってるものも多くあり、文字が苦手な子どもは混乱するでしょう。

ひらがなが正確に習得できる教材はこちらです。

裏返すと絵がありますが、表はひらがなのみです。

公文に通っていないけど、公文グッズは我が家にたくさんあります。
公文への信頼感というよりは、使いやすさや読みやすさが好みでした。

こちらの著書にも末巻にコピーできるシートが載っています。

ディスレクシア 発達性読み書き障害 トレーニング・ブック」については別の記事をあげたいと思います。




発達性読み書き障害になったのは誰のせいでもないヨ!

遺伝説が有力だと言われていますが、両親が違うのに、発達性読み書き障害の子どもが産まれることも十分あります。

親のせいでもないし、もちろん本人のせいでもない。

でも、そこまで考えなくてはならない程、本人にとって深刻な問題なのは確かです。
「頑張っても頑張っても、努力が報われない悲しみ」が強いからです。

発達性読み書き障害の子どもは、小学校高学年くらいになるとおどおどした印象になるようです。

勉強できない、覚えられない、書けない、読めない、自分は頭が悪いんだ、みんなにバカにされるし、先生には理解してもらえない…

二次的に精神面にダメージを負ってきた子が非常に多いです。
そのために、家庭では「無理して苦手なことはしなくていい」「苦手なのは君のせいじゃない」と、「ありのままのあなたでいい」ことを前提におおらかに接することが大切です。

「受け入れてもらえている」子ども達の精神は落ち着いていきます。
精神的に落ち着いて、自信があり、卑屈ではないことは、読み書き以上に大切なことです。

「ありのままの自分は愛されない」と思ってしまった子の未来……想像できますか?
私みたいなこじらせてるアダルトチルドレンになるだけならまだしも、精神に異常をきたしたり、恋人を取っ替え引っ替えしたり、新興宗教にハマったり、暴力団に入ったりと、「自分が受容される場所」を探し求めていくようになります。
子どもには無条件の愛を!


さいごに

発達性読み書き障害 発達性ディスレクシア うちの子は字が書けない

長男いちは、もう少しで小1夏休みを迎えます。
ADHD気質があると「興味あることしかしない」特性が強くなり、私の声は全く届かない長男…。

夏休み中は朝に時間を作ったり、仕事が休みの日を中心に、本格的にひらがなの練習を始めたいと思います。

お読みいただきありがとうございます。
続編をお楽しみに!




【関連著書】
とてもわかりやすく見やすい漫画と文でしたよ!
『現場の声』といった感じで良かったです。

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