ESTP夫と暮らすINFP妻です。
・INFP ヤバい
・INFP 頭おかしい
しかしESTPも大概！？
・ESTP サイコパス
・ESTP 頭おかしい
“頭おかしい”そんな二人がくっついたら？笑
結婚生活13年で気付いた
“本当の相性の良さ”とは？
- ESTP×INFPの他の記事はこちら
- ESTP基本性格
- INFP基本性格
- INFPとESTPは本当に相性抜群なの？
- INFPにとってESTPは好きなタイプではない？
- 価値観が、なんとなく、合う。
- INFPとESTPは『気楽』な付き合い
- INFPとESTPに子どもが生まれたら？
- ESTPは“気遣い”能力皆無
- とにかく『子育てで気づきすぎるINFP』
- 『人間性のINFP』vs『社会性のESTP』
- 子どもという存在は自分の全てをひっくり返す爆弾と同じ
- INFPの知った子育ての“本質”がESTPに伝わるかどうか？
- さいごに
ESTP×INFPの他の記事はこちら
www.hattatsu-decoboco.com
www.hattatsu-decoboco.com
www.hattatsu-decoboco.com
ESTP基本性格
・現実主義者（イマココ派S)
・感情より論理派(T)
・知覚派（P）
実力主義です。
INFP基本性格
・理想主義者（起こり得る未来を思考N)
・論理より感情派(F）
・知覚派（“キッチリ、努力”苦手P）
感情が手に取るようにわかります。
INFPとESTPは本当に相性抜群なの？
本来のMBTIテストでは相性を測るものではないと言われていますが、「MBTIを真似して作られた」各サイトでは、【相性】というものを掲載されています。
それらに則り、見ていくと
「ESTPとINFPの相性は★★★★★」
と言われています。
ホントに？？
INFPにとってESTPは好きなタイプではない？
仕事中のESTPは『キツイ印象』
夫は職場で「仕事ではキツイ」印象を与えていました。
物言いがハッキリしていて、おどおどしてしまうタイプには脅威に感じるタイプです。
休憩室などで一度打ち解けてからは（かなり離れた年上にも関わらず）「落ち着いている」印象は一切与えない、少年っぽい人でした。
愛着不全の貧乏学生のINFP
対して私は内向型気質が強く、情報処理に時間が掛かります。
仕事がテキパキできるタイプではありませんが、貧乏育ちで高校生活の生活費全てが自分のアルバイト代なので、学校後に週4〜5日働いていました。
（テスト期間でも週3日勤務する仕事魔）
私は親と愛着を築けないまま、心に穴が開いたまま成長し、「容姿や性格の一定基準を越えれば」色々な人とお付き合いをしていました。
自分を好きになれない、自分を大切にしない、自己肯定感は最底辺。
INFPの恋愛価値観として、ESTPははそもそも好きなタイプではありません。
子どもの時は飛影とかゾロが好きで、今はピッコロさんとか、アブドゥルさんとか、パウリーとか、水戸洋平とか、カミュが好きだよ！なんの話…
価値観が、なんとなく、合う。
年齢が一回り以上離れていたので、他人から「なぜ結婚したのか？」と聞かれたら、お互い「価値観が合うから」と答えてました。
なんとなく、生活していて負担ではなかったのです。貧乏育ちの共通点もあるかも？
そのあたりを踏まえても、根底ではINFPとESTPは相性が良いのかもしれません。
ESTPとINFPはだらしない？
私（INFP）はだらしないですからね…
人が来るときは見えるところはキレイにするINFP。
管理能力があまりないので、こまめな整理整頓やこまめなお掃除が苦手です。
子どもが2人に増えてキツくなりました。
でも「片付けできていないと心が乱れる！イライラする！子どもの成長に良くない！」と内心叫ぶINFP。
タスカジさんに毎週来てもらうことを夢見るINFP。
(結局うだうだ考えて利用しないINFP)
対してESTPは『自ら汚部屋』にする達人です。INFP以上に計画性や管理能力はありません。取繕わず、反省もしない。
必然的にINFPが掃除・片付けを全て担うことになります。
お金に余裕があるご家庭は、家事代行サービスをご利用下さい…。
INFPとESTPは『気楽』な付き合い
INFPの皆さんは、この記事にあるように、「自己の内外の相違」を感じておられませんか？
www.hattatsu-decoboco.com
「社会で生きてる自分」と、「本来の自分が知ってる自分」が別物であると認識していませんか？
ESTPには「内外の相違」なんてものはありません。
「自分は自分」であるという“当たり前”を認識しています。
つまり、「裏も表もない」のです。
INFPは自己理解が他の型より断然進んでおり、恐らく「自分の裏」を知りすぎています。
そして、自分の欠点を知っていて、社会不適合者だと思いながらも、なんとか「社会」に馴染もうと努力しています。
それが「みんな本当の私を理解してくれないだろうな…」という生きづらさに繋がっています。
だから、裏表がないESTPと一緒にいると、気を張らなくていい。それが楽なのかもしれません。
なので裏表なく、そのままの姿でいられるESTPといると『気楽』な部分があると思います。
INFPとESTPは干渉しない
また、INFPは『自分の信念』が固いです。柔軟性は高いので、大体は何でもいいのですが、相手に譲れない『強い信念』は曲げず、ゆるふわ系女子“特有の相手色に染まる”現象は起きません。
そして『自分の領域』というものがあり、自分だけの、自分だけが知っておきたい、大切なもの。この領域は誰にも侵されたくありません。
これにESTPは干渉してきません。
ESTPは大義名分というか、真なる価値観というか、「心の奥に秘めてるモノ」みたいなものはなく、表面上で生きています。
『夫婦だから何でも知っていて当然』というような価値観はお互いにありません。
これ、他人の干渉が大の苦手なINFPさんには結構重要な事かもしれませんね。
5年くらいなんやかんやあって、６年目にして長男が産まれました。
ところがどっこい。
「自分の子ども」という新たな生命体は、今まで生きてきた「社会」をぶっ壊してきます。
それは後述に……
INFPとESTPに子どもが生まれたら？
INFPもといHSPは「性ホルモン」の影響を受けやすいと思っています。
ホルモンに精神を支配されやすい…と言った方がわかりやすいかもしれません。
サプリやプラセボは効きにくいくせに、ホルモンにはかなり敏感。
多くの女性が体験する、妊娠・出産での激しいホルモンの変動に、私も影響を受けまくりました。
ESTPは“気遣い”能力皆無
そこでESTP夫です。
はい、お分かりでしょうか。
自己肯定感が高い「I LOVE ME」男は、いつまでも小学生のような心を持ちます。
協調性や共感性はほとんどありません。
INFPが“普通”に幼い頃から持っている「気付く力」も「直感力・直観力」も持ち合わせていません。
子どもが産まれても、男性は父親の心を持てるのに数年かかると言われています。
そこに加えてESTPの性質です。
気が利かず、自分の事で頭はいっぱい。
出産日当日に、彼の友人一人と彼の兄(私にとっての義兄)が長男を見に来た恨みは、一生忘れないでしょう笑
その後産後6ヶ月ほどで、見事に産後クライシスへ。
産後クライシスの記事
www.hattatsu-decoboco.com
とにかく『子育てで気づきすぎるINFP』
妊娠、出産後、母親の脳は「子の異変に気づく」「子の危険に気づく」シグナルが強くなると解明されてますが、おそらくですがINFP（HSP）はその“倍”気付きます。
子の異変を察知するシグナルアンテナがいつもビンビンです。
夜中、子どもが息してない気がしてハッと目覚めて揺らして息を確かめたことが何度かありました。
一緒に寝ていてシーツが顔に被ってしまったことに、寝ていてもすぐ気付いてタイムロスなくパッと目覚めます。
子どもの調子の悪い咳には寝ぼけることなく目覚める日々は現在も。
子どもの低身長症の病気に０歳で気付いて、予め知識を詰め込んでおくことも出来ました。（この病気はある程度年齢を重ねないと診断できないためにもどかしい日々でした）
同じく、HSC、ADHD、ディスレクシアに気付いたのも全て早い段階でした。
知識だけを先に詰め込んで、病院を受診する事前準備も全て私がやります。
発達関係は、病院も健診も教育施設も、自分から発信しなければ誰も教えてくれないのです。
パパあるあるかもしれませんが、例にも漏れずESTP夫は「子どもという生命体の知識」を得ようとしません。
子どものために全て自分を犠牲にして欲しいわけじゃない。
「共に子どものために成長している」感覚がないのは、INFPにとって、妻にとってはかなりの不満の元です。
『人間性のINFP』vs『社会性のESTP』
INFPはとにかく『人間』を見るのが得意。
その人の表情、話し方、声、文字、文章の書き方など、『人間性』を自然と観察しては、その多すぎる様々な情報は私の身体にどんどん取り込まれていきます。
子どもに関してもそうで、子どもが何を求めているのか、他人の子どもであっても伝わってきます。
『目の前にあるものが全てではない』と思いながら、なにか問題点に気づくと、無意識的に“背景”や“関連”を探すような関わり方をします。
対してESTP夫は『目の前にあるもの』だけを信じています。
とにかく『社会』への関心が高いので、世間体を気にします。
子どもの“心の叫び”はESTPには届きません。
世間体・社会性を第一に考えるESTPは“心の叫び”を無視します。
“求めていること”や“心の声”、という見えないものへの理解ができない、表面上の関わり方をしてしまうのです。
これは子ども（特に発達に課題がある子や、繊細な子）には酷なことです。
これらの少数派の子ども達には“真の”心の繋がりが非常に大切だからです。
ESTPの親が子育てするには、パートナーはxxFxの人が良いでしょう。
マジでESTP同士で子育てしたらいけません。子どものSOSが聞こえませんので、子どもはアダルトチルドレンまっしぐらだと思います。
子どもという存在は自分の全てをひっくり返す爆弾と同じ
子どもが産まれたら
脳みそを作り変えられた。
子どもを育てていたら、過去の、寂しくて哀しい心を持った苦しそうな幼い私が、顔を出すようになった。
その幼い子どもの私を癒やしてあげながら。
目の前の、自分の子どもと苦労しながら一緒に成長を感じてきた。
子どもという存在は、私が今まで生きてきた「社会」をぶっ壊す起爆剤だった。
子どもが自立するまで育てるということは、親も親として成長する必要があるということ。
ただ単に親の、自分の、勝手な想いだけで子どもは育ててはいけないこと。
子どもに翻弄されながら、自分の親を乗り越え、過去の自分を理解し、自分の子どもも理解していかなければならない。
私は子どもという存在のおかげで、正しい“人間としての歩み”に気付き、新たな自分になったのだ。
自分が親と愛着を築けていなかったから、かなり遠回りをして気づけたのだった。
INFPの知った子育ての“本質”がESTPに伝わるかどうか？
「子ども」という存在を“人間として尊重して”育てたいINFP
「子ども」という存在を“社会で（自分自身が）恥ずかしくないような”育て方をしたいESTP
INFPは“本質”で子どもと関わっているので、パートナーのESTPが自分自身の想いだけで子どもの表面だけで関わる姿に不満が募ってしまいます。
遅かれ早かれ、INFPタイプ（xNFxタイプ？）は“本質”に気づきます。
ESTPはそれに寄り添ってあげられるか。
INFPは“本質”にこだわりすぎて周りが見えなくならないように。
お互い歩み寄りながら前に進めるかがカギとなりそうです。
さいごに
MBTIでは珍しい育児・子育ての話、かなり概念的な記事内容にはなってしまいました。
しかし、INFPさん、もとい奥様側には共感していただけたのではないでしょうか！？
ただ1つ、これを見ているINFPさんがいれば伝えたい。
「あなたのその本質を求める姿勢は“正しくて当たり前”であるのだが、それを他人(特に一番身近なパートナー)に求めすぎてはいけない。」
『人間の歩み』だなんて、哲学的なことを世の中の誰が気づけるか？
恐らく9割(テキトー)の人々はそんなこと気にして生きてません。宗教だのスピリチュアルだのと言われて終わりです。
自らを高尚であると言いたいのではなく、やはり私たちINFPの“世界の本質を見ようとする独特な価値観”は「他人に理解されないもの」であると、他人に『期待しない』ことを推奨します。
他人への期待ほど、自らを苦しめるものはありません。
何か意見や質問ありましたらいつでもコメントや問い合わせくださいね(^o^)
お読みいただきありがとうございます。
【関連書籍】
【関連記事】
www.hattatsu-decoboco.com
www.hattatsu-decoboco.com
www.hattatsu-decoboco.com
www.hattatsu-decoboco.com
