こんにちは!
ADHD?HSS型HSC?の長男は外出すると「疲れた」とすぐに言います。
小さい頃は抱っこできましたが、今はそうはいきません。
「あともうちょっとやから歩こう?」と言っても「嫌や!疲れた!ちゅーかーれーたー!歩かないぃぃ!!ぅンギャー!!」と顔を真っ赤にして泣く5歳児です。
こういう子は、「子育ての仕方」でこうなった訳ではありません!
そんな目で見ないでください…。
実は、この子の持っている“気質”や“過敏さ”が原因です。
詳しく見ていきましょう。
家族で外出した時が困る
主人の車で移動が多ければいいのですが、車の出番が少ない時は、疲れてくるととにかく歩きません。
興味のない外出内容だと冒頭の「歩きたくなぃぃぃ!!」が発動します。
(トミカ博の最中には言いません)
スーパーで買い物するときは、申し訳ないのですがスーパーのベビーカートに乗せています。
105cmありますので、入れるのも出すのも一苦労。
でも、大泣きして先に進めなくなるのでやむを得なく乗せさせてもらっています。
持っているA型ベビーカーは昔の軽量タイプなので、バギーを買わずにいましたが、今さら「バギー買っときゃ良かった」となりました。
次男がベビーカーに乗ると、自分が乗りたがってすぐ泣くので、次男はベビーカーにあまり乗せたことがありません。
発達障害の子は疲れやすい
こちらの図をお借りしました。
5項目全て当てはまるなぁ~。
環境に合わせるために神経をすり減らしている
長男の場合、HSC気質もありますので特にこの反応が強いです。
それでもって『刺激追及型』でもあるため、知らない人がいると、
お母さん楽しそうに話してるから、俺も話してみたいな…。
(優しい女の人大好き)
でもやっぱり恥ずかしい~!!
わっ!話しかけられた!恥ずかしくて逃げちゃう~!(脳は興奮状態へ)
育休している職場に連れて行くと、とにかく走り回っています。
ここ最近は話しかけられても返すことができますが、やっぱり恥ずかしくなってニコニコ顔で逃げて、私の呼び声が聞こえなくなります。
感覚過敏
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こちらに書いたように、長男は強い感覚過敏があります。
ギャー!とパニックになるわけでもなく、泣き出すわけでもないからわかりづらいのも困り物です。
刺激追及型でもあるために、本人の中ではある程度大きな音も、ざわざわした雑音も、人の話し声なども“楽しい一部”として認識してると思います。
でも知らず知らずの内に疲弊して、ある時プツンと糸が切れたように「疲れた!!」となるのかと思いました。
発達性運動協調障害
“極端に”不器用な子供につけられる発達障害の一つです。単独で発症したり、他の発達障害と併発することもあります。
ADHD児の30~50%が併発していると言われており、ASDにも併発します。
長男はこちらについては未診断ですが、超超超不器用です。
身体を動かす事に、年々苦手意識が芽生えてきており、ヤバい・・・!と思っているところです。
身体の使い方が下手なので、余計なエネルギーを使用し、疲れやすくなります。
多動・衝動性
言わずもがなです。
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本当に気の置けない人の前だけ、多動・衝動の塊なので、本人も知らぬ間に疲れているでしょうし、こちらも疲れます。
睡眠問題
睡眠問題については次に詳しく書いていきます。
発達凸凹の子どもたちは睡眠に問題を抱えやすい
夜の睡眠についてはこちらに書きました。
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5歳でもお昼寝が必要?
一般的に、お昼寝をしなくても1日活動できる年齢は3~4歳と言われています。
それより以前に昼寝なしの子もいれば、うちの長男のように昼寝しなければ日中の活動が上手くいかない子もいます。
年中の頃、保育園の同じクラスのママは「夜寝ないからお昼寝早く無くして欲しい」と言っていました。
長男はお昼寝が必要なタイプ
外出する日は特に、昼寝させないとエラいことになります。
こちらにも少し書きましたが、眠たくなると興奮のコントロールが上手くいかなくなって、覚醒レベルがおかしくなります。
発達凸凹の子どもたちは、睡眠のON/OFFスイッチの切り替えが苦手と言われています。
これは、発達凸凹特性である『気持ちの切り替えが苦手』ということに関連しているのではないか、と言われています。
過興奮状態
眠たくなると活動や思考がゆっくりになったりするのが普通の感覚だと思うのですが、長男の場合は過興奮状態となります。
長男は小さい頃から「眠たくない!!」が口癖です。
私はいつも思います。「嘘つけぃ!!」
赤ちゃんのような『寝ぐずり』
とある調査によると、赤ちゃんの6割に『寝ぐずり』という現象がみられるようです。
それでも、睡眠リズムが整ってくると寝ぐずりしなくても眠れたり、多少寝ぐずりがあっても可愛いレベルだったりします(次男がそうです)。
長男は赤ちゃんの頃から何をしてもダメで、今でも眠たくなると暴れたり、ちょっとした事で不機嫌になってグズつくので、「そろそろ眠たいんだな」と思って寝かしつけの準備に入ると
「寝たくないの!眠たくないの!」と言ってすんなり寝てくれることはありません。
まず、ニコニコ大きな声をあげながら、バタバタ走って布団を敷かせないように邪魔してきたり、傍にいる人をフンフン言って叩きます。
そして、照明、物音、刺激になるもの全て無くした状態にして、空間がシーンとしてから眠るまでも、かなりの時間を要します。
泣きながら殴りかかってくることもあります。
「テレビ見たいのに!!」と顔を真っ赤にして大癇癪を起こすこともよくあります。
あくびしてたくせに!
脳ミソくんは疲れてるんだよ
私は長男に「身体(心)くんは眠たくないって言ってるけど、脳ミソくんが眠たいって言ってるよ!」と言ったら、
長男もしっくりきたみたいで
「でもね!身体くんがね、まだ寝ないでって言ってるの!」
と返すようになりました。
今のお昼寝状況
外出を一切しない、家でゆっくり過ごす日であれば昼寝なしでもいける日が多いです。
ただし、テレビやゲームを要求してきます。。
午前中外出したら、30分でも必ず寝かさないと手がつけられなくなります。
起こすタイミングや、自ら眠りから覚めるタイミングが悪いときは・・・地獄です。
もう、自分の身の危険を感じるくらいに暴れるので、本当に難しい子です。
HSC/HSPは疲れやすい
かくいう私も、外出するだけで昼間もとても眠たくなります。
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こちらにも記載しましたが
- 日光に多く当たると身体がどっと疲れる感覚がある
- 人混みを歩くと目が回って疲れて、落ち着いた瞬間眠たくなる
人混みでなくとも、午前中外出すると、車移動なのにとても眠たくなります。
大人の私もこうなので、同じHSCの長男は感情表現が激しいだけで、とても“疲れているから”表現の仕方が極端なのかもしれません。
さいごに
発達障害とHSC(HSP)の子供たちは、様々な刺激により過剰に敏感になっているために、強い感情表現を示すことがあります。
もちろん、ただ眠たくなって寝てくれるのなら、それが一番いいと思います。
どちらのタイプの子でもできるだけ、無理させずにクールダウンの時間を設けることが大切だそうです。
小学校高学年頃には、これが改善してくれたらいいなと願うばかりです・・・。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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