小学生になってもこんな子いませんか?
・春夏秋冬もわかってなくて不安
・今日が何曜日なのか、1週間がどれくらいなのか、何度説明してもわかってくれない
・「あと10分だよ」「20時(時計の針が8)だよ」と伝えたのに、時間があっという間に過ぎるから癇癪を起こして困ってる

出てくる情報はご老人の認知症のことばかり。
なので、ChatGPTに聞いてみました。
子どもに『見当識障害』ってあるの?
通常、大人では認知症などで障害されることが多いですが、子どもの場合は以下のような理由で見当識が発達しにくいことがあります。
1. 先天的な発達障害による影響
発達障害の特性として、見当識の発達が遅れることがあります。
境界知能(IQ70前後) → 時間感覚が曖昧で予定管理が苦手
自閉スペクトラム症(ASD) → 時間や場所の感覚をつかみにくいことがある
注意欠如・多動症(ADHD) → 時間の流れを把握しづらく、スケジュールを忘れがち
これらの特性があると、「今日が何日か」「何曜日か」「時間がどれくらい経ったのか」を感覚的に理解しにくく、結果的に見当識障害のような状態になることがあります。
2. 感覚処理の問題
脳の「時間を感じるシステム」に問題があると、時間の流れを認識しづらくなります。
●「5分待ってね」と言われても、5分がどれくらいか分からない
●昨日と今日の違いが分からず、「いつの話?」となる
この場合、視覚的な支援(カレンダー・タイマーなど)を活用すると理解しやすくなります。
3. 記憶や認知機能の問題
見当識は、記憶力や認知機能と深く関わっています。
●エピソード記憶の定着が弱い → 「昨日何をした?」が思い出せず、時間の流れがつかめない
特に、境界知能や知的障害がある子どもは、記憶の保持や時間の流れの理解が苦手な場合が多いです。
4. 見当識障害と診断されることは少ないが…
一般的に「見当識障害」として診断されることは少ないですが、「時間感覚が極端に乏しい」「日付や曜日がいつまでも覚えられない」といった特性が強く見られる場合、発達検査や知能検査でその原因を詳しく調べることができます。
→ 療育センターや発達相談で相談すると、適切な支援方法を考えてもらえることがあります。
5. どう対応したらいい?(実践的アプローチ)
先天的な見当識の問題がある場合、以下のような方法が有効です。
✅ ルーチン化(毎日の流れを決めて、同じパターンを繰り返す)
✅ タイマーや時計の活用(砂時計・アナログ時計で時間の経過を見せる)
✅ 「あと〇回で終わる」など回数で伝える(感覚的な時間ではなく、具体的な数)
✅ ゆっくり学び、焦らない(時間感覚の発達は個人差が大きいので、無理に教え込まない)
もっと実践的なサポート方法を知りたい!
時間や暦の感覚(見当識)が備わっていないお子さんには、視覚的・体感的に理解できる方法を使うと効果的です。
1. 視覚的な時間の見える化
知的障害や境界知能のお子さんは、抽象的な「時間」の概念が理解しにくいことがあります。
→ 視覚的なサポートを使うと、見て理解しやすくなります。
●タイマーや砂時計を使う(時間が減る様子が目で見える)
●時間のスケジュールを絵や色で示す(時計だけではなく、イラストや色分けを使う)
●「あと〇回で終わるよ」と具体的に伝える(例えば「あと5回ジャンプしたら出発するよ」)
●日常生活の流れに時間を組み込む
例:「テレビのアニメ1本=30分」など、身近なものと関連づける
●「おやつの時間になったら、太陽の位置がこうなる」など、自然現象とリンクさせる
2. 暦(曜日や日付)の感覚を育てる
日付や曜日は数字だけだとわかりにくいので、色やイラストで視覚化すると理解しやすくなります。
●カレンダーに絵や写真を貼る
●月曜は青、火曜は赤…など色分けする
●学校がある日は「ランドセルのマーク」、休みの日は「おうちのマーク」
●曜日ごとの決まった予定を作る
●「水曜日はカレーの日」「土曜日は公園の日」など、習慣づける
●1週間の流れを「歌」や「リズム」にする
例:「♪げつ、かー、すい、もく、きん、どー、にー」
3. 生活の中で自然に学ぶ
子どもが興味を持ちやすい方法で、楽しく学ぶことが大切です。
●「今日は何の日?」ゲーム
●毎朝カレンダーを見ながら「今日は○○の日だよ」と話す
●「昨日・今日・明日」を毎日確認する
(例)「昨日は何をした?」「今日はどんな日?」など簡単な会話を習慣に
●天気とリンクさせる
(例)「雨の日は長靴をはく」「冬は寒いからコートを着る」など、季節の変化を意識させる
4. ルーティン化
時間感覚がつかみにくい子は、毎日同じ流れを作ると安心しやすくなります。
●「この曲が終わったらお風呂」のように音楽を活用
●「ご飯の前にこの絵本を読む」と流れを決める
●「黄色のカードが出たら次の行動」のようにルール化する
5. 無理なく、ゆっくり進める
時間や暦の感覚は、一度に理解できるものではなく、少しずつ積み重ねて身につくものです。
「すぐに覚えられない」と焦らず、楽しく繰り返すことを大切にしてみてくださいね。
お子さんの特性に合わせて、試しやすい方法をいくつか選んでやってみてください!
まとめ
子どもにも先天的な見当識の弱さはあり得ます。
特に、発達障害や境界知能、知的障害のある子では時間や日付を理解しにくいことが多いです。
無理に覚えさせるのではなく、視覚的なサポートやルーチン化を取り入れて、少しずつ身につけられるように工夫することが大切です。
おわりに〜筆者の発達凸凹息子〜
長男(10)はADHDで言われる『時間感覚がない』(自分がどれくらいの時間を過ごしているか分かりづらい=日々ワープしたように感じられる感覚)どころではないんですね。
もちろん時間感覚もないのですが、そもそも時間が読めません。
アナログも何度教えても読み方がわからない。
「3時はおやつ」と耳で聞きかじった知識はあるけど、長い針が12で短い針が3だということすら覚えられないのです。
デジタルも“:(コロン)”がチカチカ光るのを「〜時」と読めばいいと簡略化して教えても、チカチカが気になるし、そもそもコロンの意味がわからないから、“あまり”読めません。
そもそも、「◯時」や「◯分」といった感覚が掴めてないから、時計を読むスキル以前の問題なんです。
さらにディスレクシア(識字障害)もあるので、咄嗟に文字を理解する脳が働きにくいのもあり、とても難航しています。
暦(日付、曜日、季節すべて)も全く覚えられません。
誕生日も覚えられない。月だけは覚えた…のは、私の姉から貰ったにゃんこ大戦争の1月生まれキーホルダーのお陰でした。
1月=にゃんこ大戦争のキーホルダー=自分の誕生日月だから貰った
という体感図式があったからこそ覚えられました。
そこに漬け込み、「14」と書いた白丸シールもキーホルダーに貼りましたが効果はなく。。。
しかし、新たに契約した長男のマンションの契約駐輪場の番号はたまたま「14」でした!
そこで「14は誕生日も一緒だね」と関連づけて覚えさせました。
でも、そこで質問します。
「にゃんこのキーホルダーは何月だった?」
「1月」
「駐輪場の番号は?」
「14」
「じゃあ長男の誕生日は合わせて何月何日?」
「えぇと…14月…じゃなくて11?…じゃなくて…1月14日!」
駐輪場の番号や、学校のタブレットの暗証番号はちゃんと覚えられるのに、暦になると一気に理解できなくなるという。
最終的に答えられましたが、とても謎な答えの出し方でした。
春夏秋冬も今何月かもわからない。
1週間カレンダーも運用しても全然興味を持ってくれず。。。
2025年は高いポケモンのカレンダーを買いました。
少しでも暦に、季節に興味が持てるかなぁと。
感覚が身につかないから、「あと10分だよ」が理解できないから癇癪持ちなこともありよく泣いていました。(今でもADHD由来の時間感覚の無さも加わりよく泣いてます)
学習の心配どころか、日々の生活がかなり大変な毎日です。
ChatGPTに助言をもらいつつ視覚支援ツールを試していきたいと思います!