5歳6ヶ月の長男が、面白い空想話を聞かせてくれました。
なんと彼は毎夜天国へ行くらしいのです!
天国がどんな世界か気になったので、ツッコミは一切いれずに疑問を投げかけながら、お話を聞きました。
天国への行き方
- 天国へはみんなが寝てる頃にパッと道が開けて行ける
- 朝になると消える
- オモチャ(手作り)のタクシーに乗って行く
- タクシーは自動運転だけど、俺が運転席に座る
- いつも一緒にいる女の子(身長が同じくらいの女の子)は助手席
- 後ろにはいつも一緒にいる男の子の友達
- 俺は天国に行くたくさんの子ども達の隊長だから運転席に座る
- 俺の後ろにもオモチャのタクシーがたくさん継続していて、友達の男の子達が運転して、子ども達を乗せていく
- 子ども達に名前はない
- クラスのお友達はその中にはいない
天国の立地
- ずっと晴れてるからちょっと暑い。雨や曇りはない。
- 上の方に住む人はお金持ち
- キレイな川が流れていて、良いお家に住む人は水辺に住んでいて、橋を渡ってお家の中に入る
- 芝生やお花畑がいっぱい
天国の住人
- 天国では道に迷わない。天国に住んでる人がみんな道を教えてくれる。
- 天国に住む人は、赤ちゃんからおじいさんもおばあさんまでも、色々な人が住んでいる
- 天国の人達の服装は自由。みんなキレイな服を着ている
- 天国には怒る人がいない
- 警察官は自転車かバイクで移動。車はない
- ギャングは1人しかいない
- いつも一緒にいる女の子と男の子と、一番高い所に住んでるキレイなお姉さんの家に毎回遊びに行く(トップ画像の家)
天国の生き物
- 犬や猫やライオンや熊などの哺乳類はいない。
- 虫もいない。でも、クワガタやカブトムシやチョウチョはいる。みんな集まって暮らしてる。
ミミズは土の中から出てこない。
(前に私がミミズは畑の野菜に良い益虫だと説明した為と思われる)
- キレイな川にはお魚が泳いでる
- イルカやクジラやタコやイカはいるけど、サメはいない
天国の制度
- 天国ではお金が必要ない
- 天国にはお金がたくさんあるから、タダで何でも好きな物を食べられる
- レストランに行き放題
- 先日はステーキを食べたらしい
- ゲームもタダでもらえる
- ゲームは現実世界でも持って来れるらしいが、「どうしてもらって来ないの?」と聞いたら「ゲームもらうのめんどくさかった」という理由
- 掃除は自動でいつの間にかやってくれるから街も家の中もキレイ
- 洗濯は洗濯ロボットがやってくれる
- マンションには管理人さんがいる
話している途中で「行ってきます」
急にキッチンに行って、
「じゃ、天国行ってくるね~」と言ってバンバン!と音がした後、数秒で「ただいま~」と帰ってきた。
- 「夜しか行けないんじゃないの?」と聞いたら、「お誕生日会やお祭りのときは特別にお昼でも行けるの」
- そのお誕生日会は、名前のないいつも一緒にいる女の子の誕生日会だったらしい
- 「その女の子は将来結婚する人?」と聞いたらはにかみながら「わかんない」
私の母はいたのか?
1月に亡くなった母のことを聞いてみました。
- ばあばは、マンションの一番上でお空を見ていた
- ばあばは、マンションの一番下に住んでいる。
→高台に住む人が富裕層のようなので、天国でもうちの母は貧乏に(笑)
- ばあばは、お父さんとお母さんと暮らしてた(私の祖父母?)
- なぜかたくさん赤ちゃんがいて、赤ちゃんはみんな「バブーバブー」と言ってた
- ばあばとお話した?と聞いたら、「うん!したよ!」→「何で赤ちゃんがたくさんいるの?」とばあばに聞いたら、「なんでか知らんけどたくさんおるから育ててるねん~」と言っていた。
- 赤ちゃん達はばあばのお母さんの子ども
- 母が亡くなった2日後に亡くなった叔父さんも一緒に住んでいた
- ばあばの家はこんな感じだった。(机と椅子とサイドテーブルとキラキラの枠は私が描きました)
じいじは居た?
- 「いたよ!果物買ってた」
私の父は0歳の時に1回会っただけなので覚えてないはずですが、Wiiの中のMiiというアバターを昔作成していて、最近見せたのでイメージはなんとなくあるようです。
さいごに
5歳の発想力が聞いていて面白かったので、家事を一切せずにずっと話を聞いていました。
四角や三角などは、まだうまく描けないので、私が下にもう一枚描いて、トレースして描きました。
人物はうまく描けないから描きたくないそうで、風景だけ描いてもらいました。
幸せなお話は聞いていてとても気持ち良いです。
「俺は隊長」「友達がいっぱい」「誰も怒らない、優しい」
普段の長男とは違う、長男の理想の世界なんだと思います。
今はコミュニケーション下手ですが、この一年でいっぱい練習して、上手くコミュニケーション取れるようになって、小学生になったら友達たくさんできるといいね。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
関連著書
- 作者:くすのき しげのり
- 発売日: 2008/06/27
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