こんにちは!
ADHD?それともHSS型HSC?な長男は癇癪持ちです。
思っていた通りにならないとキーキー言います。
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でも、根はHSC(Highly Sensitive Child)だなぁと思う部分がたくさんあります。
そんな彼の『HSCだなぁエピソード』です。
長男のHSCだなぁと感じるエピソード
HSCだなぁエピソード①
次男を添い乳で寝かしつけていた頃
次男が添い乳では上手く眠れず、「こういう時は一旦放置しておこう」と、次男がえんえん泣いてるのをしばらく放置してたら
長男は不安そうな顔で
「ねぇ…お母ちゃん、あち(次男)泣いてるよ…おっぱい欲ちいんじゃない?」
「※おっぱい噛まれたの?あち悲ちいみたいだよ?」
※次男の遊び飲みで、おっぱいを噛んできたから「おっぱい今日はおしまいね」と、うつぶせで寝たふりしてたら、次男が私の周りをハイハイでぐるぐる周りながら泣くことが2回あった。
長男は寝ようとして静かにしてくれていたのに、次男が泣いてる声に耐えられず不安そうに何度も私に話しかける。
しばらく次男を泣かせたままにすると、次第に長男が泣いてしまうことが何度もあった。
HSCだなぁエピソード②
私と旦那が軽い言い合いの雰囲気になった途端、すぐさま
「あーあ。またお父ちゃんとお母ちゃんケンカちてる…」
や
「ねぇ?ケンカちてるの?」
から始まって
「いち、お父ちゃんの気持ちわかるよ」
「お母ちゃんの気持ちわかるよ」
「今のはお父ちゃん、お母ちゃんに“ごめんなちゃい”言った方がいいんじゃない?」
「お母ちゃんが“ごめんなちゃい”言った方がいいんじゃない?」
などなど、仲を取り持ってくれる。
ケンカしないようにしないといけないのだけれど、本人達がケンカしてるとも思っていない言い合いでも、私達の声色で瞬時に察知してるらしい。(特に私)
HSCだなぁエピソード③
保育園の先生から聞いた話で、給食のおかわりしに行ったら空っぽで……
悔しさや恥ずかしさを隠す為なのか
「ちょう(そう)だと思っていたんだよ…。無いと思ってたんだ。」
と呟いて席に戻るらしい。
俯いてるけどちょっと口角が上がってるような…人に気持ちを読まれまいとするような表情だったのだろうなと想像する。
「えー!ないのー!?食べたかったなぁ」ってなるのが、子どもらしい感情のままの表現かなぁと思うのだけれど、
給食が無いことにひといちばい傷ついてるはずなのに、それについては口に出さない。
先生も「いち君もっと思ってること言っていいんやでー!」って言ってくださったみたいだけど、恥ずかしさや悔しさを表に出すのは、長男には難しいのかな。
確かに私も同じ立場なら「ないのー!?」とは言えないなぁ。
私なら「無いものは仕方ないことだから、先生の手を煩わせたくない」と思ってしまうかも。
HSCだなぁエピソード④
ふとした瞬間に、かなり前に話した彼なりにショッキングだった話を話してくれる。
一昨年の関西を襲った台風で、トラックが横転した映像をネットニュースで一緒に観たこと。
「あのトラックどうなったかなぁ」と数ヶ月おきに何度か言う。
テレビで、小さい子の指がドアに挟まってレスキュー隊が助けてくれた、という再現VTRを観たこと。
トイレ行ってる一瞬の隙に小さい子が拐われたこと。
戦争が過去にあった話をしたこと。
ご飯を食べられなくて、死んじゃう子どもがいること。
私がいつか話したことも「いちね、覚えてるよ」と急に話してくることがある。
HSCだなぁエピソード⑤
ある日、次男がテーブルの上に、置いてあったお茶をぶちまけた。
はいはい、触らないでね~と片付ける。
その夕方の晩御飯作成中、「お母ちゃーん!あち(次男)が牛乳溢したぁぁぁ!」
長男に呼ばれて見てみると、長男の飲みかけの牛乳に手を伸ばして溢した。
何かしら踏み台になるものを見つけて、テーブルの真ん中に避難させていても、手を伸ばして取ろうとする1歳児。
牛乳を拭き終わり、また晩御飯作りに戻り、晩御飯作成終盤に差し掛かる頃、ベビーゲート越しで「手が届かない」と思って置いた場所に手が届いたみたいで、
晩御飯に切っていた刺身と、人数分の味噌汁ぶちまけられる。
私の中でブチッと切れて、「もう嫌やぁぁぁ」と泣いてしまう(笑)
外出して用事を済ませて疲れた身体だったので、晩御飯作りもなんとかやっていた状態だったので我慢の限界でした。
それまでもドアを勝手に開けてトイレスタンプの洗剤を口に入れたり、トイレの水何度も流したり、ツーウェイドアからキッチンに入ってガスコンロの火を消そうとしたり、色々やってくる次男坊。
長男は「お母ちゃん、どうちたの?」から声を掛けてくれて、惨状を見てすぐに「俺が手伝ってあげるね」と言ってくれた。
ゴミ袋と厚手のペーパーを渡して、触覚過敏&視覚過敏だから、見た目のエグさからなかなか手をつけたくないようなのに、少しだけお手伝いしてくれた。
またある日のこと
夫が少し置き場が悪くてイライラした上につまようじをぶちまけてしまった。
『置き場所が悪い』と言わんばかりのイライラした声で「あー!もうっ!!」と不機嫌MAXな夫。
大好きなマリオの本を読んでいた長男は、この声を聞いた瞬間に
「俺も手伝うね」と夫を手伝ってくれた。
またある日のこと
ちょっと(夫に)イライラして、独り言ぶつぶつ言いながら家事をしていたら
「お母ちゃん、いつも頑張ってくれてありがとう。」と言ってくれた。
普段、手のかかって育てにくさを感じているのに、長男は『空気が悪くなった』時、いち早く察知して、一目散に駆け寄ってくれる。
たまにこういうことがあると、長男に『気を遣わせてしまった』ことに、とても反省をする。
さいごに
危険察知能力というのか、空気の異変に気づいてすぐに手を差しのべる力というのか、長男のとても良い所だなぁと思います。
周りに気を遣えるところ。多分、『表向き(保育園での)の姿』は常にこんな感じなんだろうなと感じます。
それってやっぱりすごくストレス溜まるよなぁと。
だから、家では「発散」するためにワガママ言って、暴れて、すぐに泣くのだろうなぁと思いました。
あまりケンカしないように気を付けないと!(T_T)
お読みいただきありがとうございます。
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