発達凸凹BOYとの日常

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【脳科学理論/HSC&発達凸凹】“育てにくい子”ほどよく伸びるペアレンティング・トレーニングとは?

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子どもの脳を発達させるペアレンティング・トレーニング: 育てにくい子ほどよく伸びる

小児科·医学博士:成田奈緒子
臨床心理士:上岡勇二
子育て科学アクシス編

こちらの著書を読み、要約しました。

大ボリュームな記事ですが、子育てにおいて非常に役に立つ情報の結集となっていますので、是非お時間あるときにじっくり読んで下さい♪ 

当記事では

・「育てにくい子ほど良く伸びる」脳科学の理論とは?
・子ども脳育てに必要な声掛け法
・親子で考えるストレス対処法
・夫に優しくなれる魔法の言葉「○○○○○○」とは?

がわかる内容となっています。


ペアトレではない、『ペアレンティング・トレーニング』とは?

発達障害 発達凸凹 自閉症 ADHD HSC HSP

一般的に“ペアトレ(parent training)”とは、発達障害や行為障害を持つ子の親が受ける「子どもの好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らす」ために、親が適切な対応を訓練する心理療法トレーニングのことを言います。

著書のペアレンティング・トレーニングとは

ペアレンティング(Parenting)=養育·親の子育てのやり方

著書ではペアレンティングを「親などの周囲の大人が子どもに与える、脳を育てる教育環境」としてこの言葉を使っています。

ただの育児というニュアンスではなく、脳を育てる順番とバランスを強く意識して、親が子どもに生活の中で関わっていくということです。

ペアレンティング·トレーニングはすぐに効果が表れる方法ではありません。

脳が育ち上がる18歳までは脳はいつからでも育てることができる。

言い換えせば、18歳以降になってようやくその子の育ちが評価できるようになる。

その長い長い子育ての期間に、下記【子どもの脳を育てるよいペアレンティング】を親が学び、「忍耐と根性」を持って長い目で育てていく必要があります。

HSC/HSPや発達障害などの気質と親の養育環境の関係

発達障害 発達凸凹 自閉症 ADHD HSC HSP

始めに著書のタイトルである、
『育てにくい子ほどよく伸びる』について、解説していきます。


遺伝子の型により、セロトニントランスポーターが「少なめにできる」人と、「多めにできる」人がいることがわかりました。

セロトニン神経は「不安の除去」と関連しているため、セロトニン神経の働きが強いと不安が低く、逆に働きが弱いと不安が高い性格傾向になりやすいのです。

遺伝的な脆弱性(精神疾患のなりやすさなど)がない子どもは、ペアレンティングを含めた環境や経験がネガティブであってもポジティブであっても、思春期以降の育ち上がった状態での社会行動に関する性格傾向には大きく影響しませんでした。


反対に、遺伝的な脆弱性を1個、2個、3個、4個と持つ子どもたちは、親などの周囲の大人たちから受けるペアレンティングを含めた環境や経験が、思春期以降の性格傾向に大きく影響することがわかりました。

HSP HSC 発達障害 傷つきやすい 繊細 精神の脆弱性

CHECK!性格傾向が脆弱な子ほど、
よくも悪くもペアレンティングの
影響を大きく受ける


脆弱性とは、抑うつ傾向、不安症気質、循環気質や、神経質さ、親の精神疾患、発達障害などが含まれていると思われます。

個人的見解ですが、HSP/HSCは脆弱性が高いと思われます。

「ひといちばい敏感な子」であるHSCは「周りの環境に影響を受けやすい」と言われていますので、HSCにとってどれだけ親(が適切な存在であるか)が非常に重要であるかわかるデータです。

親の価値観が社会的に適切であり、ブレない軸を持っていれば、『精神的脆弱性』が強い子どもは、そうでない子に比べて「よく伸びる」ということですね!

子どもの脳を育てるよいペアレンティング

発達障害 発達凸凹 自閉症 ADHD HSC HSP


それでは著書の本質である、「子どもの脳を育てるよいペアレンティング」とは一体なんなんでしょうか?

①ブレない生活習慣を確立する
②調和がとれたスムーズなコミュニケーションを図る
③親子がお互いを尊重して協力しあう体制を作る
④怒りやストレスへの適切な対処法を共有する
⑤親子が楽しめるポジティブな家庭の雰囲気を作る
⑥親はブレない軸を持つ

以下ではこの内容に沿った要約・解説を行っていきます。

①ブレない生活習慣を確立する

脳を育てるためには土台である「からだの脳」(=生きるための脳。寝て起きてご飯を食べて、身体を動かす)を最初にガッツリ作ることがコツです。

日本の子どもは睡眠時間が少ない(先進国でワースト)というのはご存知の方も多いかと思います。

本来ならば5歳児ならば夜間11時間の睡眠が必要と言われています。

7歳で10時間30分です。

小学生の理想の睡眠時間は10時間です。
著書では、日本の小学生は8時間程度しか眠れていないことを踏まえて、9時間でギリギリOKとするそうです。

長男イチは9〜10時間眠れているのでクリアです!

ハッピーホルモンと呼ばれるセロトニンは、朝5時〜7時に朝の光を浴びると盛んに分泌されます。
元気ホルモン・コルチゾールも、朝にしっかり目覚めた脳に大量に分泌されます。

CHECK!朝、親子揃って起きて朝7時までの太陽の光を目の中に入れ、視覚に刺激を与えましょう。
5分散歩ができれば完璧!

夕方、15時以降からメラトニンの分泌が始まります。そのため夕方に脳を激しく活性化する行動は控えます

入眠儀式を大体同じ時刻にルーチン化します。時間を伝えながらするのが◎

・入浴は1時間以上前か、朝風呂でもOK。
(熱いお風呂はNG)
・就寝1時間前のメディアNG
・食事中のテレビNG

一気にやろうとせず、少しずつ取り入れて親子ともに心地良く調えられたらいいですね。



 

②調和が取れたスムーズなコミュニケーション

生活習慣がしっかり確立されて、土台の脳である「からだの脳」が育ったら次は「おりこうさんの脳」(=人間らしさの脳。言語、微細運動、勉強、スポーツ)です。

調和が取れてスムーズなコミュニケーションとは、一方的ではなくお互いに誤解することが少ないコミュニケーションを差します。

あいまい言葉をハッキリさせる

大人が伝えたつもりでも、子どもにとって伝えきれていない「あいまい言葉」

・あとでね
・あっち行ってなさい
・もうすぐ出かけるよ
・早くお風呂に入っちゃって

この「あいまい言葉」をどう子どもに伝えたら良いのでしょうか?

・ママがニンジンさんをトントントンって切り終わったらね。(〜5歳)
・ママのお着替えが終わるまで、テレビのお部屋のプーさんの椅子で座って待っててね。(小学校低学年)
・○時○分の電車に乗るために駅に向かうので、△時△分の電車に家を出発するよ。(小学校高学年)
・お母さんは11時までに寝たいので、君は9:30までにお風呂から上がってお母さんに「お風呂空いたよ」って伝えてください。(中学生以上)

子どもの発達に合わせて、曖昧ワードをやめた会話を心掛けると、子どもも混乱せずに済むようです。

言った、言わないを減らす

「〜って言ったじゃない!もー!なんで聞いてないの!」

こういった「言った、言わない」を減らすためのコツは

「シンプルにまとめて」
「わかりやすい言葉で」
「脳に入りやすい環境を整えて」

を意識しましょう。

わかりやすく伝える例

●言いたいことをはじめに伝える
「今日は2つ頼みたいことがあるの」

●動詞から始める
「買ってきて欲しいものがあるの」

●本当に伝わったかを確認する
「さて問題です。お母さんが君に頼んだ今日やらねばならない重大な用事はなんでしょう。」

テレビを見ている時に話をしても当然頭に入っていかないですよね。
テレビを切って、手を持って、目を合わせて、感情を乗せずにゆっくりわかりやすい言葉で伝え、最後に復唱させるのは我が家も行っています。

イメージを沸かせて言葉を引き出す

まだまだ「おりこうさんの脳」が発展途上の小学生あたりの子どもたちには、大人のイメージ通りには決して伝わらないものです。

大人は伝わりやすい表現や手段を工夫したり、できるだけ経験を積ませて、「おりこうさんの脳」の知識の量を増やす努力をしなければなりません。

イメージが沸くように伝える、見通しを立たせるように伝える

・「今日は○○線に乗るよ」
・自分で切符を買う→改札に通す
・「降りる駅はここから3つ目の△△駅よ」
・おうちにリンゴが1個あるから、今日は3個買おう!合わせて何個になるかな?

日常会話でイメージが沸くように脳を使わせることが大事なのですね。

混乱を受け止める会話をする

幼児期は不満や不安はそのまま情動として言葉(や癇癪となったり)します。

そこで大人が、イメージしにくい曖昧な言葉で返すとますます混乱を引き起こします。

「まずは気持ちを受け止めて」から、子どもがわかる言葉でイメージしやすい説明を心掛けましょう。

「もっと○○したかったんだよね、わかるよ。」


「共感」を親からしてもらえなかった子どもの末路はこちら
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③親子がお互いを尊重し合う体制をつくる

お手伝いじゃなく「役割」

子どもには、「お手伝いをさせる」のではなく、「役割を与える」ことが大切です。

子どものことを「心配」するのではなく、「信頼」する過程を作ることが大切です。

しかし、その際には失敗はつきもの。
子どもには、失敗の経験をたくさん積ませます。
失敗は決して叱らず「ま、頑張ったよね!」とおおらかに笑い飛ばしましょう。

子どもが役割を全うできる「環境」を作る

CHECK!家を『構造化』して、「子どもが自分で出来る」環境を整えることが大切。

構造化とは『見える化』のことを言います。
大人や子どもがパッとみてわかるような家造りをすることで、子どもが自主的にお手伝いをしたくなる環境を整えることを『構造化』と言います。

CHECK!大人の『課題分析』する能力が大切。
『課題分析』とは、一つの課題について細かく分析し、どこにつまずきがあるのかを見定めることを言います。

「洗濯物を干す」仕事のどこにつまずきがあるのかを考えます。
洗濯物を取り出すこと?カゴをベランダに運ぶこと?物干しに干すこと?

子どもの干しやすい場所に干させるなど、子どもが一人でできる環境を整えてあげましょう。

これらについての具体的な方法は、モンテッソーリ教育の本がオススメで、下記の本が読みやすかったですよ。

「みかんてどう?」で伝える

み…「見たこと」
かん…「感じたこと」
て…「提案」
どう?…「どう思いますか?」

さらに「気遣いの言葉」と「タイトル」をつけたら完璧です。

気遣いの言葉…「イチくん、忙しいところ悪いんだけど」
タイトル…「お願いがあるの」
み(客観的な事実・理由)…「お母さん今天ぷら揚げてて手が離せないんだけど」
かん(主観・意見)…「なんだか真っ黒な雲が出てきて雨が降りそうだから」
て(提案)+どう?…「急いで洗濯物を入れてもらえないかしら?」

毎日の生活の中できちんとした文章で伝えられると、子どもの脳の発達に良さそうですね。
子どもを「同僚」のように一個人として会話をするということは、子どもの人権を考えても当然のことかもしれません。


④怒りやストレスへの適切な対処法を共有する

脳があることをどのように捉えるか、その捉え方のことを「認知」と呼びます。

認知は生まれてから18年かけて「からだの脳」「おりこうさんの脳」「こころの脳」と段階的に育ってきたことで最終的に形成される“その人らしさ”ともいえるものです。

渋滞にハマった時に、イライラしてむやみにクラクションを鳴らす親と、「仕方ないなぁ、のんびりいくか」という親では、それぞれの子どもの「ドライブ」に対する認知に真逆の育ちがあります。

後者のポジティブな認知を、子どもの脳に刺激として提供できる親になるためにはどうすれば良いのでしょう?

親がストレスの構造について学ぶ

ストレスがかかった時に自動的に起こってしまう認知をできるだけ良い方向へ変えていき、身体へな負荷を減らしていく訓練をします。

一度出来上がった大人の脳を変えることは難しいですが、脳にはいくつになっても「可塑性」といういつでも作り変えられる能力があるので、毎日の生活で心がけていきます。これを「認知行動療法」と呼びます。

しかし親の認知を変えるとなると、なかなかハードルが高いので、実際心の中ではイライラしていても、子どもの脳育てを考え、「仕方ない。じゃあラジオをつけるか」という行動さえ取れればOKとします。

まずは「子のために」と、ポジティブな行動や言動をしていくことで、私たちの『認知』は脳の可塑性の力により、徐々に変わっていけるのです!

ストレスへの対処法を知る

脳育てにおいて、子ども自身がストレスの状態を自覚して、必要な場面ではそのストレスを活用して集中力を高めたり、ストレス過剰になった場合には自力でクールダウンし制御できるようにしていく必要があります。

自分に合った方法を見つけるまで試行錯誤し時間がかかりますが、親のストレス克服方法の経験談を“繰り返し”伝えることで、子どもは親から伝えられた知識を試してみようとします。

発表の時に失敗するのが怖くて「人」の文字を書いて飲み込んでも何も変わらなかったけど、とにかく不安が無くなるまで、練習して練習して練習しまくったら、成功することができた。…というような経験談を話す。

ストレスを自覚し行動や言動をポジティブに転換する

自分がどのようなストレス状態にあるのかを自覚するために、「ストレスには4つの反応がある」ということを覚えておきましょう。

「気分」「身体の反応」「行動」「考え」
この4つのうちで、あることが起こった時に、その人にとってのストレス指数を高めるかを決めるのは「考え」です。
すなわち「認知」のことを言います。

例えば、ハチって怖いですよね。
私は普段リアクションは薄いのですが、虫類やハチが来ると「わっ!」とびっくりしてしまいます。

ここで子どもの前でギャンギャン逃げていたら、間違いなく子どもは「ハチが来たらギャンギャン逃げる子」になってしまいます。
だから子どもの前では、内心ビビりながらも平気なフリをして、淡々とハチの種類による行動や豆知識を織り交ぜて話をするようにしています。

必要以上に虫を怖がらない子どもになって欲しいという、私の願いです。


よいペアレンティングとは、子どもに不安や恐怖を引きおこす考え(認知)を作らないように、親はなるべくポジティブで不安のない状態を保つ、もしくは保っているように子どもの前で振る舞うことです。

親自身が、自分の考え(認知)と行動を変えることで、感情や身体の反応が変わりうることを学んで実行し、自分自身を常によい状態に保てれば一番です。

でもやっぱり何年経ってもハチが怖いから、急に目の前に現れた時なんかは逃げてしまう姿を見せてしまっていますけどね…

リラクゼーションのストックをたくさん持つ

ストレスは短時間で解消できたらいいのですが、仕事や家庭や育児といった課題を抱えて生活していると、慢性的な感情の不調や身体反応を引き起こしてしまいます。

リラクゼーションとは、ストレスをゼロにすることではなく、脳の中に「楽しい考え(認知)」の分量を増やすことによって、相対的にストレスの割合を減らすことです。

誰かとできるストレス解消法=リラクゼーションも良いですが、できれば短時間でできてお金の掛からない『一人でできるリラクゼーション法』を数多く備えておくと良いです。

アロマ、読書、掃除、ストレッチ、散歩、マインドフルネス…

私は断然アニメ視聴です。
アニメ見放題のAmazonプライム最高〜!

自分がやってみて良かったものはどんどん子どもに伝えましょう。

子どものストレスサインに気づく

大人はストレスからくる自律神経やホルモンの乱れによる「身体の反応」に気づきますが、子どもはまだ未熟なため言語で表現することが難しいことが多いものです。

子どもを客観的に観察し、ストレスサインを見つける努力を怠らないようにします。

大人の私でも、つい最近まで自律神経の乱れがどんなものか知りませんでした。
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⑤親子が楽しめるポジティブな家庭の雰囲気をつくる

家族がお互いに「ポジティブな雰囲気」を保ち続ける努力をするトレーニングです。

ネガティブな情動を引き起こしやすい脳は、インフルエンザのワクチンの免疫がつきにくかったり、皮膚疾患が憎悪しやすいとの報告があります。

親がいつも笑顔でポジティブであれば、子どももいつも笑顔でポジティブな考えを持つ好循環を生み、いつの間にか家庭が「お互いに楽しむポジティブな雰囲気」に育っていきます。

「おかげさまで」を思いつこう

ちょっとこじつけ!?と思うようなことでも「おかげさまで」を頭につけると、なんとなく本当にありがたいように思えてきます。


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こんな主人の行動に「おかげさまで」をつけてみました。

「お父さんが、ビールの缶をいつもテーブルの上に置いたままにしてくれているおかげで、回収、洗浄、リサイクルのし甲斐がありました。」

あれ?……効果ある?
いやいや、もっとちゃんと考えてみよう。

「お父さんが、ビールの缶をいつもテーブルの上に置いたままにしてくれているおかげで子ども達がリサイクルを学ぶ機会を得ました。」

「お父さんが、ビールの缶をいつもテーブルの上に置いたままにしてくれているおかげで子ども達がテーブルに物を置きっぱなしにすると注意してくれるように育ちました。」

なるほどなるほど。
多少嫌味っぽくはなりましたが(笑)、「あの時の失敗があった“おかげで”」というポジティブな考え方のできる子どもに育つというわけですな。


アンパンマンのキャラクターに「しょうがないさん」がおり、その歌が耳に残るので「♪しょうがない〜しょうがない〜悩んだって、しょうがない〜」と“意図的に”歌うようにしています。

しょうがないさん 発達障害 HSC
ショウガナイさん (しょうがないさん)とは【ピクシブ百科事典】

長男イチは、負けず嫌いで妥協を許さない完璧主義で、失敗恐怖症の特性を持っているので、「しょうがない」「まいっか」を覚えさせようと、私は“意図的に”言うように心掛けています。

“意図的に”言わないと、私もなかなか言えないので。

そこに「おかげさまで」を加えます!

子どものよいところ探し

一人で遊ぶ我が子を見て

「うちの子は、お友達もいなくて、独りぼっちでいてかわいそうだ」
というネガティブな捉え方(認知)をやめて

「うちの子はあんなに小さいのに一人で熱中して砂遊びをしてる!すごい!」と考えます。



短所を長所として言い換えてみましょう♪


子どもへのポジティブな声掛けについては、こちらの本がオススメです。

ポジティブに伝わる言い方を探そう

絶対にやめさせたいとき低い声でゆっくりと目を見る
褒めるとき大きな高い声で笑顔いっぱいにして

思春期以降は「ちょっと年上の友達」として振る舞う

思春期以降の子どもにとって、大人からの「よかれと思って」語られる正論ほど不安を掻き立てられるものはありません。

何が正しくて、何が間違っているかなどは本当はわかりきっています。

でもそうはいっても、まだまだ未熟であり完璧ではないため、つい間違ったことをしてみたり、失敗をしてしまいがちです。


CHECK!心配になった大人から浴びせられる正論ではなく、思春期以降の子どもに必要なのは『失敗談』。


大人は、ちょっと年上の友達のような立ち位置で、子どもの心がほぐれる『失敗談』のストックをたくさん持ちましょう。

必ずしも実話である必要はありません。
大人は子どもと同列ではなく、一枚上手、知恵者であるべきなのです。 

これにより、子どもは不安が軽減し、対話していく中で自分で最善策を考えて行動ができるようになり、結果として「お互いに楽しむ、ポジティブな家庭の雰囲気」が確立されていきます。



⑥親はブレない軸を持つ

親は子どもを俯瞰的・客観的に観察をします。

他人の目が気にならない親なんていません。
しかし、相手にどう言われようが、家にいる我が子の姿が「信頼」に値するようなら、その軸をブレさせてはいけません。

子どもは自分を「信頼」してくれる親を裏切らないように、よりよい行動をしようと努力をするように脳が育っていきます。

子どもを心から信じ切る親の想いは、言葉よりも先に子どもに伝わります。

ペアレンティングの大NGな親の言動・行動5選

慢性的にストレスが常態化した脳は、前頭葉にネガティブ思考が溜まりがちです。

「○○であるべき」
「○○のせいで」
「どうせ○○だから」

などの思考パターンに陥った親の良くない言動や行動5つをご紹介します。

●攻撃や非難…「もう!なんで言うことを聞かないの」
●不安の吐露…「そんなことを言われてもママ困るわ」
●愛情の押しつけ、もしくは呪い…「あなたのためを思って」
●根拠のないプレッシャー…「あなたなら大丈夫頑張って」
●先回りして思考の機会を奪う…「○○したらいいと思うの」


これらは“自分の親に言われたら絶対嫌だ”って知っているはずなのに、脳が疲れているときに自分の子どもに言ってしまった人はたくさんいるのではないでしょうか?

脳の発達には全てNGな言葉になるので、疲れていてもウッカリ口に出さないようにしましょう。

合わせて読む
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さいごに

発達障害 発達凸凹 自閉症 ADHD HSC HSP

本書で共通しているのが
親は一枚上手、先を行く知恵者であれ
を意識した内容となっています。


そうありたいですよね。


子育て本を読んできている方なら「当たり前」だと感じる内容ですが、その「当たり前」が子どもの特性や親の特性によって難しく、感覚的には「知っている」のに“出来ていない”ことを改めて痛感させられました。

本書はその「当たり前」である「感覚的なこと」を、わかりやすく論理的で具体化をしつつも読者にわかりやすく嚙み砕いて教えてくれる本でした。

しかし本書は『子どもの脳の発達に良い最善の養育方法』を教示する内容なので、親の気持ちや感情についての言及は少ないです。

そのため、「うちの子の子育て大変なの!どうしたらいいの!?」という方よりかは、「論理的に子育ての方法を知りたい」方に向けた本です。
子育ての根本を知りたい方にオススメです。
 
気になった方は下記リンクから商品ページを見てみてくださいね♪

ここまでお読みいただきありがとうございます。