今回のテーマは『アダルトチルドレン』です。
かくいう私もアダルトチルドレン気味の性格をしています。
HSPではありますが、アダルトチルドレンも併発していて少し歪みがあります。
HSPの記事はこちら
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- 【追記】アダルトチルドレンからの脱却!
- アダルトチルドレンとは?
- 私はアダルトチルドレン“気味”
- 機能不全家族
- インナーチャイルド
- 心の声を書き出す(掻き出す)
- 機能不全家族による子供たちの心
- さいごに
【追記】アダルトチルドレンからの脱却!
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私がロストワンであること、その内面の世界のこと、そして、アダルトチルドレンからの解放への道のりをまとめました!
(2021年3月)
アダルトチルドレンとは?
親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人。Adult Children of Dysfunctional family(ACOD)。「機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなおトラウマ(外傷体験)を持つ」という考え方、現象、または人のこと。
(Wikipediaより引用)
アダルトチルドレンの症状
- 自分の判断に自信がもてない。★
- 常に他人の賛同と称賛を必要とする。★
- 自分は他人と違っていると思い込みやすい。★
- 傷つきやすく、ひきこもりがち。★
- 孤独感。自己疎外感。★
- 感情の波が激しい。★
- 物事を最後までやり遂げることが困難。★
- 習慣的に嘘をついてしまう。
- 罪悪感を持ちやすく、自罰的、自虐的。★
- 過剰に自責的な一方で無責任。★
- 自己感情の認識、表現、統制が下手。★
- 自分にはどうにもできないことに過剰反応する。★
- 世話やきに熱中しやすい。★
- 必要以上に自己犠牲的。★
- 物事にのめり込みやすく、方向転換が困難。衝動的、行動的。そのためのトラブルが多い。▲
- 他人に依存的。または逆にきわめて支配的。
- リラックスして楽しむことができない。
(Wikipediaより引用)
★は私に当てはまるなという項目です。
一見するとHSPに似たような項目もあります。
▲は微妙だなと思う部分です。
私はアダルトチルドレン“気味”
アダルトチルドレン度・機能不全家族度チェック
この記事を書くにあたり、面白いものを発見したのでやってみました。
アダルトチルドレンチェック - 診断チェックの心理テスト.tokyo
アダルトチルドレンのチェック結果
機能不全家族のチェック結果
“気味”とは言ってましたが自分で考えているより闇は深そうです(笑)
続編記事
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機能不全家族
家庭内に対立や不法行為、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクト等が恒常的に存在する家庭を指す。
(Wikipediaより引用)
機能不全家族に育つ
私は育った家庭環境が最悪だったせいで、AC(アダルトチルドレン)要素があります。
いわゆる『機能不全家族』で育ちました。
父は“虚言壁のあるクズ”が一番しっくりくるかもしれません。
母は“子供想いに見せかけて自己の欲求を満たしたい浪費家”といったところでしょうか。
住む家もあったし、食べさせてはもらっていましたが、万年貧乏でした。
父は給料の1/3以下しか家に入れず、母は稼ぐことが難しい職種の正社員。
親共々お金の管理も生活管理もできませんでしたので、歳の離れた姉がしっかりしてくれていました。
生活は常にありとあらゆるお金の問題が付きまとっていました。
そのために私は自己犠牲を選択するしかありませんでした。
HSCの特性もあり、常に親の顔色を伺う(自然に空気を読む)ので、私自身は文句を言わない非常に育てやすい子供でした。
現に兄弟の中で私だけ父から気に入られていました。
母は子供を一番に考えてくれる人でしたが、父と結婚してしまったばかりに自分は不幸だけど不幸と思いたくない。
母にとって子供たちの存在は自己愛を満たすための存在だったのかな?と大人になってから思います。
でも子供にとっては母親はかけがえのない存在なので、兄弟みんな母を守りたい気持ちがありました。
母は気丈で頑固な性格なので、父に折れる事無く、毎日喧嘩が絶えませんでした。
どちらかというと完全なネグレクトではないけど、それに近いような育てられ方をしました。
いわゆる『毒親』です。
小学生の頃
内心は負けず嫌いだったり冷めていた所のある私ですが、表向きはいい子なので、内気にも関わらず友達には困っておらず、家よりも友達の家で長居させてもらう方が心地よかったです。
中学生の頃
高校を決めないといけない時期に入ると、私は本気で高校に行くつもりはありませんでした。
ちょうど姉が大学に進学する事で両親とよく揉めていたので、「私は学校へ行ってはいけないんだ。」と思っていたのです。
この頃は元々持っている責任感の強さや「私がお母さんを守らなければ」と本気で考え、「行き過ぎた自己犠牲」と「社会への諦め」で絵の仕事に就きたいと思う気持ちを無視して働く選択肢しか見えていませんでした。
母と叔母に全力で止められ、「高校くらいは行っておきなさい」と言われたため、高校へ行きました。
高校生の頃
母はあれだけ「あんたが心配することじゃない。高校へは行きなさい。」と言ったくせに、高3の卒業間近で授業料3年間一切払っていなかった事が発覚しました。
それから執拗でネチネチとした事務員さんに毎日呼び出しされて責められ、母に伝えても解決せず、とうとう先生たちの前で泣いてしまいました。
親族の中で唯一まともな叔父から母がお金を借りて、一括で授業料の返済をしました。(もちろんお金にだらしない母は返していません)
叔父も亡くなりましたが何度お礼を言っても足りません。
なぜ私はアダルトチルドレンが酷くならずに済んだのか
高校生くらいから公開しない(身内・知人には絶対漏らさないけど公開されている)ブログを書いてきたので、自己分析とストレス発散が上手く出来ていたようです。
情緒不安定な部分もあるけれど拗らせることなく、病まずに済んでます。
元々持っている頑固で芯が強い性格のお陰もあるかもしれません。
私自身を客観的に見ると、良心的で誠実なのですが、心は案外狭いです。
インナーチャイルド
アダルトチルドレンとは切っては切れない関係にあります。
心の傷を負う前の、純真無垢な自己の部分。
「過去をさかのぼり、うろ覚えの、あるいは抑圧された幼児体験の記憶を呼び戻す過程」を通してインナーチャイルドを育てることができるとされ、これにより過去と決別できるという。
(Wikipediaより引用)
インナーチャイルドのチェック結果
こんなのまであったのでやってみました。
心の声を書き出す(掻き出す)
ブログや日記はインナーチャイルド(心の中の子供の自分)を癒す効果があるそうです。
小学生の時も好きな子の事を親友にも言わず、気持ちを吐き出す為に日記に書き留めていたタイプです。
公開しているブログに「誰かに見られている」という適度な緊張感を持って意識しながら、整理しながら書いていくと
自分を客観視し、泣きたい時は泣きながら書き、時にはスーッと冷静になり、問題点が明瞭となり、良い方向への考え方ができ、もしくは「まいっか」と思えるようになり、結果、ストレス発散になると自覚しています。
機能不全家族による子供たちの心
未だに見る夢
父は5年ほど前に他界しましたが、最後は昔の父のように威圧的ではなく弱弱しくなっていました。
母は今年の1月に突然亡くなりました。
それでも私が大人になった今もずっと、時々見る夢は
昔の威圧的な父が帰ってきそうな雰囲気になると段々胸がドキドキして怖くなるけれど、「私がお母さんを守らなければ!」と思って、父から母を隠すようにしたり、私だけ父の元に行って談笑して気を紛らわせたり、晩御飯を私が作ってあげるなどをして、どうにか父と母を会わせまいとする夢です。
兄弟は私より遺恨が深い
兄弟2人は私ほど世渡り上手で心が強い性格ではなかったので、『機能不全家族』の餌食になり、心に悪影響を及ぼしました。
このように子供の頃に過ごした環境が悪い影響で、大人になっても自分の存在を否定しがちになり、自尊心の低い大人になる可能性が非常に高くなります。
自己肯定感が低いと自分のことがどうでもよくなり、心のバリアも弱くなるので、依存症や鬱などの精神疾患に掛かりやすくなります。
さいごに
今回は
- アダルトチルドレン
- 機能不全家族
- インナーチャイルド
についての記事でした。
当てはまるかも?という方は関連する本を読み漁るか、心の奥底の気持ちをブログや紙に書き出すなどをして、心を癒す作業をしてみてください。
こちらの書籍がおすすめです。
- 作者:Nami Barden,河合 克仁
- 発売日: 2018/12/25
- メディア: Kindle版
- 作者:スーザン・フォワード
- 発売日: 2001/10/18
- メディア: 文庫
それでも根が深そうであれば専門のカウンセリングを受けると心が楽になり、生きづらさを解消できるかもしれません。
『親のようにはならない』と心に決め、子育てを全うしています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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