今回は
エレイン·N·アーロン著
片桐恵理子訳
ひといちばい敏感な親たち~子育てとHSP気質~
を読了したため、『HSP気質の親が子育てするときにぶち当たる壁に役立つ、心の持ち方』をご紹介をします。
HSP親の特徴
処理の深さ~洞察への欲求と熟考する能力
HSP(本書ではHS=Highly Sensitiveと記載されているが、以降わかりやすくするためにHSPとする)の親はそれこそ一瞬で何十通りのことを考えるだろう。
ベビーカーを目にした新米のHSPの親は、ベビーカーの値段、さまざまな機能(カップホルダー、日よけなど)、ベビーカーを押している人がどんな人か、他のベビーカーとの瞬時の比較、それと比較して自分が正しい商品を買ったかどうかを考える。
これが非HSPの親なら、ベビーカーが通りすぎたことすら気がつかないかもしれない
また、HSPの親は直感が鋭い。
調査の中で「子どもから伝えられる前に、彼らの欲しいものがわかることが多い」という項目に、非HSPよりも多く賛同した。
処理の深さがもたらすものは「良心」である。
他の親が捨ててはいけない場所に紙オムツを捨てていたら…学校前の停めてはいけない場所に駐車しているのを見つけたら…すぐに気がつき、心を傷めるのがHSPである。
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処理の深さの研究
HSPは、些細なことに気がつく作業が含まれているタスクにおいて、情報処理に関連する脳領域を使用していることが明らかになった。
驚くことにこの研究では、非HSPは異なる文化タイプにより処理の困難さに差があったが、HSPは異なる文化で育ったとしても変わらなかった。
HSPは文化の期待を超えて、物事の「本当の姿」を容易に、かつ自然に見抜くことを示唆している。
そのためHSPの親は他者からの助言に困る経験が多い。
SIDSの危険性よりも添い寝を選択。
ホメオパシー、鍼治療、などの代替治療。
普通とは違う学校を選んだり、ホームスクールを選択する。
他の子どもが教わっていない価値観を教える。
もちろん非HSPの親もこれらを行う人はたくさんいるが、HSPの親ほど多くない。
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強い情動反応、共感的なつながり、繊細な同調力
●HSPの優れた情動反応は、単に「人より感情的」なわけではなく、もっと複雑な情報処理に基づいている。
●子育てに幼少期の影響を受けているHSPは、非HSPより少ない。
●複数の研究により、HSPはネガティブな経験よりも、楽しい経験や成功体験に強い影響を受ける。
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些細なことに対する高い認識力
赤ちゃんの匂い、我が子の穏やかな寝息、太陽に艶めく髪などな快いものにはとくに気づきやすい。
と同時に
我が子が口を開けて物を噛む音、パートナーのポケットでじゃらじゃら鳴る鍵、要求を満たしたあとにまだぐずる子どもの声など、他の人ならほとんど気づかないことにも悩まされる。
HSP親は非HSP親より疲れを感じやすい
子育てにはずっと圧倒されてきたと思う。
まず、仕事が延々と続くこと。
つぎに、周囲からの期待。
もしも、非HSPの母親のようにやろうとしたら、きっと1日しかもたず、その上何ヵ月もその代償を払うことになるだろう。
調査によると、敏感な親のほうが、そうでない親よりも育児に多くのストレスを感じ、過度の刺激を受けている。
とはいえ、いつもストレスに悩まされているわけではない。
ストレスの有無にかかわらず、HSPの親は非HSPの親よりも子どもに同調しやすく、子どもが成功したり挫折したりすると、まるでそれが自分の身に起こったように感じることが多い。
共感すると精神的に疲れてしまう。
強い刺激は体力を消耗させるが、それに気づくのは自分の仕事ぶりが雑になったり、気持ちが沈んだりしたときである。
自分をバッテリーだと思って欲しい。
自分のエネルギーを使って子どもに同調すると、そうでない親よりも早くバッテリーを消耗する。
そしてエネルギーが無くなると、物音、煩雑さ、注意を引こうとする要求に圧倒されやすくなる。
ストレスを感じやすくなり、やがて参ってしまうというのは、HSPの親、とくに小さな子どもが複数いる親にとっては日常的なことである。
しかしこれらのHSP親の像は全員にピッタリ当てはまるワケではない。
年齢、財力、文化、幼少期の環境、周囲のサポートの有無、子どもの性質(散漫、活発、感情の波、衝動、柔軟性のなさ、頑固さ…長男は全て満点である)にもよっても違ってくる。
子どももまたHSCである場合、新しいことを始める前に注意深く観察し、ちょっとした物音や乱暴な扱いを嫌がり、すぐに不安を覚える傾向があるかもしれない。
同じHSPでも様々な背景があることを覚えていて欲しい。
HSPと愛着育児
乳児と愛着を持った育児を行うことは、言わずもがな最も大切なことである。
しかし、親にとって、特にHSPの親にとって、“乳児が安全だと認識できる保護者が一人しかいないこと”は好ましいことではない。
HSPの親は、密な接触から距離を取って、こまめに休息を取る必要がある。
四六時中ずっと親でいなければならないというのは幻想だ。
人間達が昔から大家族で子どもを育ててきたように、周りの協力は必要不可欠であり、“子どもから離れるために”仕事をすることや、託児や保育園を利用することはとても大切なことである。
HSPにとって、愛着育児はプレッシャーが多い。
なにしろ子どもが、毎日24時間自分の「領域」にいるのだ。
私の脳はこう主張し続けている。
「これが私の望む育児方法だ!」
だけど私の心は別のことを言う。
「子どもを遠ざけて。私を休ませて!」
子育ては困難でストレスの多い行程である。
HSP親が過剰な刺激から身を守る方法
大抵の刺激は我が子から始まる。
子どもが過剰な刺激やストレスを受けていたら、気をつけていないと、あなた自身もすぐに同じ方向に引きずられることになる。
子どもが過剰な刺激で疲弊してしまわないように、できることをしてほしい。
どれくらいで参ってしまうのかは、子どもの敏感性の度合いによる。
子ども達にとって世界は全て新鮮であり、刺激を受けやすい。
親は子どもの適切な刺激を知り、うまく育てていかなければならない。
放課後、週末、休暇期間に必要な活動量、限界を超えたときに示す兆候を観察しておく必要がある。
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過剰な刺激から『避ける』ための提案
- 過刺激の危険がもっとも高い状況を知ること
(例)学校から帰宅した子ども達との、とめどないお喋りに耳を傾けなければいけないときなど
→おやつなどを利用して、自分も休憩を取る
- 子どもが泣いたり叫んだりする時期なら、常に耳栓を手元に置いておくこと。甲高い声のみシャットアウトすることができる。
- 乱雑さを減らす。
乱雑な部屋はストレスの元になるので、何でも入れられるBOXを用意するなどをして、視覚的な刺激を減らす。
- 自分の体力残量をチェックする
朝昼晩の体力を1/3ずつ配分し、最後使いきったら低速ギアに切り替える。
- 壁にぶつかる前にこまめに休息を取る
自分のために静かで落ち着いた空間を確保、深呼吸、お気に入りのお茶
境界線(バウンダリー)を意識する
全てのHSPにとって、過剰な刺激を避けるカギは『境界線(バウンダリー)』だ。
つまり、「NO」と言うことである。
彼らはあなたの気持ちを知らないし、知っていたら自分の要求であなたを悩ませたくないだろう。
だから、彼らにそれを知らせてほしい。
場合によっては自分に「NO」と言うのが一番困難かもしれない。
自分に「NO」と言うことは、
ときには家のことを放棄すること、罪悪感に「NO」と言うこと。
中でも睡眠は何よりも優先されるべきである。
時間がある時は眠ること以外、すべてに「NO」と言うことを考えてみて欲しい。
HSPは過剰な刺激を受けると、ろくに話し合わないまま妥協してしまうことも多い。
しかし、世話やしつけで妥協はしてはいけないので、育児の合間にこまめな休息が必要だ。
子どもが二人以上いる場合、実際に行動することは難しい。
しかし、「あなたがすっきりした状態なら物事はうまくいくし、そうでなければうまくいかない。」ことを念頭に置いておくといいだろう。
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過剰な刺激への『対処』
育児中に、イライラしてこれ以上無理だと感じたら?
休憩したいけど、それもかなわない。
このような場合の対処法を考えてみよう。
- 子どもと一緒に、今いる場所や遊びを変える。
部屋の移動、ドライブ、お店を出る、お店に行くなど
- 子どもを抱き締める。これは気分がいいし、話を聞くより簡単
- 子どもが楽しそうに遊んでいたら、それが例え短時間でも、本を読んだり、ぼーっとしたりする。
急いで用事を済ませたりしないこと。
- (著書のエレイン·N·アーロン氏)個人的な意見では、HSPの親の休憩のために、質のいいテレビなどを見せるのはいいと思っている。
- ゆっくり深呼吸をする。口から息を吐くと、次の呼吸が深くなる。
ストレスの原因を吹き飛ばすイメージで。
- お茶を入れる
- 足のマッサージをする
- 五感へご褒美をあげる。
いい香り、キレイなものを見る、好きな音楽、好きな食べ物、快適な服に着替える
- 子どもでも大人でも、好きな人と一分間ハグをする。
オキシトシンの増加で病気になる可能性を低下させる。
- ストレッチで背骨が伸びる感覚。
大きく口を開けて顔のストレッチ。
- 子どもが理解してくれる年齢になったら違う部屋に少し籠る。
- 仲良しの知人に電話やメールを送る。
- 我慢しないで泣く
- 自分が大きな泡やボールに包まれていることを想像し、子どもが飛び付いてきたとしても、それに跳ね返される子どもを想像することで敏感な神経系が守られる。
- 邪魔されてもイライラすることなく瞑想を行う。「特別な休憩をしている」のだと説明する。
同じ部屋にいる人も落ち着くことがある。
- 自然に触れに行く
- 十分な水分と、たんぱく質を多く摂取する→MY PROTEINがオススメ
- 好きな休憩の仕方(5分以内)を書き留めておき、頭が働かないほどストレスでいっぱいのときには、このリストを参考にする
朝夕合計2時間くらいが、子どもがテレビによる過刺激状態になりにくい時間だと思っています。
(映画などの特別で有益な物は、週末に1つ観るなど、朝夕2時間とは別の時間にとっておいてもいいと思います。)
私もアーロン博士が仰るように適宜「親の休憩のために」テレビは利用するのは、どこかの有識者の誰かが絶対にダメだと言ったとしても、私達HSPにとっては必要な一つの手だと思います。
しかしルールは一貫して家族で決めておくと、気持ちの切り替えに時間が掛かる子どもでも、半年や一年ほど掛かったとしても「もっとテレビ観たい!」と泣きぐずらなくなります。
親がだらだらテレビを妥協してしまう日があったり無かったりすると、感情の混乱を招き、癇癪を起こし、子どもはルールを守らなくなります。(体験談)
HSPの私が行うストレス対処法は
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過刺激状態からの『回復』
慢性的に過剰な刺激を受け続けると、回復するのが難しくなる。
無理して突き進むと、ストレスに対処するためのコルチゾールを生成し続けてしまう。
活動を止めたとしても、急には止まらない。やがて副腎が疲弊してしまう。
無理をするとその代償は高くつくのだ。
『回復のためのヒント』
- お風呂の時間。キャンドルや静かな音楽、精油の香り。
- 水に触れる。飲む、お風呂、川、泳ぐ、音を聞く。
- 体調に合った飲み物(冷たい/温かい)
- ひとりで健康的かつ快適な食事を楽しむ
- セルフマッサージ。オイルやローションを使用し、キャンドルを用意し、タオルの上でゆっくりマッサージ
- 育児日記をつける。絵や詩でもいい。
この記録はいつか大切に思う日がやってくるが、ひとまず一歩下がって、物事の移り変わりの早さや、自分がどれだけのことをしているか、どれだけよくやっているかを確認する。
- 子どもを持つことを決めた理由や、子どもやパートナーのいいところを書き出していく。
必要に応じてこれらのリストに目を通す。
自分がシャットダウンしてしまうのを避けるための最善の方法は、自分のエネルギー残量を注意深く監視することである。
少しでもイライラしたら休憩を取る。
そして「とにかく耐えろ」という内なるメッセージとともに、家の中の騒音や混乱を遮断する。
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HSPとスピリチュアル
過剰な刺激に晒されたHSPの親にとって恐らく一番難しいのは、物事を大局的*1に見ることだろう。
これが一生続くわけではないとわかっているはずなのに、疲れているとどうしても悲観的に考えてしまう。
元々大局を見るのが得意なHSPは、物事の流れや結果について常に考えている。
だからこそHSPの多くはスピリチュアルな気質を持ち、大きなくくりで物事を俯瞰する。
瞑想、祈り、ヨガ、表現アートセラピー、森林浴、庭いじりなど、お気に入りの瞑想法を見つけ、頻繁に行うことを挑戦してみてほしい。
HSPと親の過去
いい子ども時代を過ごしたHSPは他の人よりも優れているが、悪い子ども時代を過ごした人は、不安、打つ、内気、自尊心の低さに悩むことがある。
悪い子ども時代を過ごした人は、セルフケアが苦手な傾向にある。
私の場合は、セルフケアでアダルトチルドレンを改善しました。
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HSP親の『処理の深さ』における決断の難しさ
非HSPの友人や家族に比べると、私の子育てははるかに大変な気がする。
全体の経験を内省する時間が、彼らよりもずっとたくさん必要な気がするのだ。
決定をくだすのであれば、HSPは深く考えたいし、それには時間がかかる。
特に「育児に関する決断」には嫌気がさす傾向が強い。
例えば、おむつのメーカーはどこがいいか。
家族が口にする食品は?
子どもの友人関係は?学校の選択は?
私たちの持つ処理の深さは、強い情動反応と密接に繋がっている。
何かを気にかけるほど、人はそれについて考えを巡らす。
子どもや周りへの愛情がひといちばい強いHSPだからこそ、どんなことにも慎重に決定したいし、事実や感情、加えて不確実性やリスクも考慮しなければならない。
しかしその場で全てを処理することはできないため、エネルギーを補充し、下すべき、あるいは既に下した決定を含め、あらゆる経験を消化するためのダウンタイムが必要になる。
しかし親の休息時間は短い。
意思決定に注がれるエネルギーを減らすことは可能だろうか?
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厄介な決断にどう対処するか?
『決断のヒント』
- 直感を信じられるときはそれに従う
- 不確実性に向き合う
HSPはミスを避けたがるが、かといって重要なポイントがいつも事前にわかるわけではない。受け入れるしかないこともある。
- 間違った動揺の程度は?
その間違いは本当に深刻なものか?
その間違った選択が、子どもの10年後に影響あるだろうか?
- 出口戦略を持つようにする
- 助言を求めるべき人を慎重に選ぶ。
敏感な性質を持っていない人や、あなたの決定になんら利害のない人は、全体ではなく一部の些細な決断だけを見て、あるいは自分だったらこうするという立場で意見を主張する場合がある。
- 助言を求めるのに適した人は?
あなたにはない知識を持っている人、先輩ママ、何よりもあなたの意見に耳を傾け、あなたの意見を繰り返してくれる人がいいだろう。
人の意見も聞きもせずに、自分の意見や道徳観を押しつけてくる人には注意。
- インターネットの情報を利用する
情報の迷路を抜け出すには、直感、敏感な気質、切り上げる自己管理能力を使う。
- 自分と他者のニーズのバランスを取る
みんなに好かれる自分を演じなくていい。
- 自分のニーズや望みを犠牲にするときはいつか。
共感性の高い人によく起こりがちなことは、相手の好きなようにさせておいて、最終的に相手に腹を立てるという事態に陥りやすいので注意する。
親としてすべき決断のスピードを速め、リラックスする方法
- 前述の「決断のヒント」を短縮し、あえてざっくり決断する。
全てをリサーチしたり、全員に尋ねて回ったり、間違った選択をしたときの気持ちを深く考えたりする必要はない。
- HSPとしての決断に自信を持つ。
結果を深く処理するHSPは、失敗してもそこから多くを学ぶことができる。
- できれば、静かな場所で素早く決断する。
“今だけのチャンス”に惑わされない。
「この電車を逃しても次が必ずやってくる」
- 過去に決断した経験を役立てる
『大きな問題』への決断の対処の仕方
- 自信を持つこと
あなたの決断は間違っていない。少なくともあなたにとっては。
- できるだけ情報を集める
- リストを作る
- その上で精査したきちんとしたリストを作る
- 少しの時間、期間、決断したふりをする
決断(するふりを)した自分はどんな気持ちになるだろうか?
- 時間をかける
大きな問題を決断しなければならない場面は間違いなくあなたの神経を過度に高ぶらせて苦しめるだろう。
猶予があるか確認し、先延ばしにしたとしても、いつかはひらめくはず。
- 決断したら、その決断を信じること。
決断したあとは心が揺らぐこともあるが、あなたは全力でその決断を下したのだ。
決められずにぐずぐずしていた問題を、一つ決断することができたのだから。
見過ごされがちな『大事な』決断について
HSPの親は、育児に関する価値観や、家での好ましい、あるいは好ましくない習慣について、思いきった決断をする傾向がある。
と同時に、自信が持てず、二の足を踏み、自分たちの決断が他人に受け入れられないのではないかと不安になる。
とくにこれに関しては、いつまでも迷っていると、いつの間にか決定が下され、それが意図的であっても成り行きであっても、あなたはこれまでと同じことを続けて行くことになる。
その決断は、あなた自身の心に安らぎを与えてくれるのか?
他者に与える影響ばかりではなく、あなたの心はその決断について何と言っているのだろうか?
HSPの親は状況について深く考えるため、他の親からすると、相談役に向いている。
ブログや本の執筆はHSPにはとても相性が良い。
例えそのせいで決断に迷っても、ヘトヘトに疲れても、それがあるから育児や人生に深く考えることができるのだ。
それこそがあなたを素晴らしい人にしているのだ。
これは、HSPの数ある性質に対する重要なカギである。
さいごに
今回は著書ひといちばい敏感な親たち(2020年12月刊行)から抜粋した内容の記事とさせていただきました。
HSPが親になるとつまづきやすい、子育てにおける内面の苦しい部分に寄り添ってくれる良書です。
HSPという概念の提唱者であるアーロン博士の著書なので、研究量や現場の声の数は膨大です。
『世界中のHSPの人達と私は、一緒のことを考えていて、同じように大変な想いをしながら子育てしてるんだ』
と思ったのが正直な感想です。
まだまだ記載しきれないアーロン博士の論理的でいて有益な情報がたくさん記載されています。
気になった方はこちらから是非お手に取ってみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
*1:大局的···物事の全体を見た渡す様。今後を見据える意